(マイナス49%→マイナス28%→マイナス41%)
再びサーキットブレーカーが発動された。
これで四度目だ。
もはや、驚かなくなってきた。
これからも発動されることだろう。
私が注目しているのは、
個別株の間で、下落率の格差が大きいということだ。
サーキットブレーカーが発動する有事であるにも関わらず、
GAFAの一角、アマゾン・ドットコム【AMZN】は、
終値ベースで、プラス1.17%の株価上昇となった。
一方、高配当で知られる、
米国の事業開発会社(Business Development Company: 略称 BDC)は、
軒並み暴落。
コロナショック発生直前の半値以下となっているところも多い。
そのなかのひとつ、
かつて私が保有していた(今は保有していない)
キャピタル・サウスウェスト【CSWC】は、
コロナショック発生直前まで株価20ドル台だったのが、今や8ドル台だ。
事業開発会社は投融資で儲ける企業を指すが、
他にも、金融業界全般で、強い逆風が吹いている。
現在の薔薇の艦隊の護衛艦、
ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】は、
ダイナースのクレジットカードで知られる会社だが、
他のクレジットカード会社に比べ、より銀行としての意味合いが強い。
融資しているローンに問題ないか、市場は不安視しているのであろう。
暴落している。3月18日の一日の取引で、マイナス26.78%の暴落となった。
金融危機突入と感じている。