今回は、世界首位のクレジットカード決済会社、ビザ【V】の底値を考察する。
Ⅰ)底値迎撃のタイミング テクニカル指標「マリアRCI」
売られ過ぎを示す「-240%」までしばらく待とう。
Ⅱ)底値迎撃の投入金額 ドローダウンの規模
ペリドット少佐より報告します。
マリアRCIがアラーム発動されるには、更なる下落継続が必要だ。
Ⅲ)所感
RCIは順位相関指数を意味し、
直近の株価の順位付け(ランキング)で決まる。
値幅を考慮しないところが重要なポイントだ。
一定期間内に株価下落(または上昇)が日々連続することを重視する。
今回の場合、
11/17(水)の下落と、その後の反転上昇がランキングに影響を与えている。
11/22(月)に安値更新したにも関わらず、
RCIが前日比変わらずだったのは、このランキングの影響だ。
極端な話、
11/22(月)で株価が$0に大暴落したとしても、
日々のランキング自体は変わらず、結果としてRCIは前日比変わらずだ。
これがRCIの特性だ。
RCIが今後売られ過ぎを示すには、
さらなる日々の株価下落が連続発生することが必要となる。
つまり、値幅の問題ではなく、連続日数の問題なのだ。
なお、値幅を考慮に入れるのは、
RCIではなく、RSI(相対力指数)だ。
このように、テクニカル指標には一長一短があり、
それぞれの特性を理解した上で活用することが求められる。
マリア少将より報告します。