【速報】
現実世界の会社の仕事を終えたドルチェが、
重要な情報を入手した。インヴァスト証券のトライオートETFの自動売買が、
7月31日(土)から発注制限されることになるという。発注制限の対象は、レバレッジETFのひとつ、
ナスダック100トリプル【TQQQ】とのこと。急ぎ、エディ王子に伝えるため、宮殿へ駆けつけた。
宮殿の廊下は、200m走のトラックのようにはできておらんぞ。
廊下で走って怪我しても、労災認定しないからな。
執事らしく、落ち着いて行動せよ。
一大事です!
こ、これを御覧ください!
殿下が移行を目論んでおられるものではございませんか。
昨日、マリア少将から進言を受けた。
相場の過熱感が収まるまで、トライオートETFの購入は待つべしと。
それゆえ、「売られ過ぎ」になるのを待ってから、
ロングエントリーしようと考えていた。
だが、それはまだ先の話だ。
いくらなんでも、7月31日までに「売られ過ぎ」になる可能性は低い。
手動売買(マニュアル注文)は可能だと書いてあるな。
それにしても、自動売買の存在は大きい。
感情に左右されずに、
あらかじめ決められた通りに、粛々と取引できるからな。
それができなくなるということだから、
感情を制御しながら、手動で売買していかなければならなくなるな。
こうなったら、修行の一環と割り切るしかございますまい。
しかし、待てよ。
7月31日より前に自動売買を稼働してしまえば、
7月31日以降も引き続き自動売買は利用できる、と読めるな。
私の希望としては、高値掴みのリスクは避けたい。
含み損を抱える心理的圧迫感は、
長期投資の修行の中でも最大の修羅場だ。
だからこそ、稼働は底値を待ってからにしたい。
それが私の本心だ。
すでに用意されている既製の自動売買の仕組みを選ぶと、
残念ながら、現時点の高値水準でロングエントリーが実行されてしまう。
つまり、高値掴みになる可能性がある。
それを避けたい私としては、
現時点よりも低い相場水準でロングエントリーしたい。
その想いを叶えようと思えば、
独力で、オリジナルの自動売買の仕組みを作成する必要がある。
いきなりカスタマイズから始めるとは、
なかなかハードルが高いことだ。
期限も迫っている。
だが、やってみる価値はある。