どこに案内してくれるのかしら、楽しみね。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にあやかり、
源氏の宝刀に接するのはいかがかと。
京都には源氏の兄弟刀がある。
北野天満宮に頼朝所持の一振、
大覚寺に義経所持と伝わる一振がある。
その兄弟刀のうち、
今回は源義経の太刀「薄緑(うすみどり)」をご覧いただきたく、
大覚寺をご案内いたします。
なお、薄緑は、別名を膝丸(ひざまる)と言います。
旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
源氏の宝刀「薄緑(うすみどり)別名膝丸(ひざまる)」
旧嵯峨御所大本山大覚寺「Team Usumidori」~薄緑(膝丸)公式HP~
【大覚寺の御朱印「薄緑膝丸」 刀剣意匠の令和三年版御朱印を入手】
壇ノ浦の戦いに勝利した。
平家打倒の大功を立てたことで、
かえって兄頼朝の不興を買ってしまった義経は、
兄弟の関係修復を祈願して、
箱根権現(現在の箱根神社)へ薄緑を奉納した。
護身刀の神通力を失い、
奥州平泉で非業の最期を遂げることになった・・
守り刀は常に身近に携えておくべきだった。
命運を左右する選択として重要なエピソードだ。
何を守り、何を手放すべきか?
投資行動にも示唆を与えてくれる。
薄緑は現在、京都大覚寺にあります。
実は、
義経が奉納した箱根神社にも「薄緑丸」という太刀が所蔵されており、
真実は神様だけが知っています。
正しいと信じて行動すれば、
行動と結果の積み重ねで、
事実上正しいと見なされてしまうものよ。
大覚寺も箱根神社も、
どちらも信じる人がいる限り、どちらも正しい。
どちらにも価値がある。
周りの人々の信頼感があってこそ、
その価値が成立するということだ。
つまるところ、
あらゆるものの価値は、
人々の支持(信頼)に基づく。
支持を失えば価値を失い、
支持が増えれば価値が高まる。
そういうことだ。
それでは、御夕食の場所にご案内いたします。
私の車に御乗車くださいませ。
昨今の下落相場にさぞお疲れのことと拝察いたします。
そこでこのたび、
リフレッシュのために、
京の夏の旅にご案内を申し上げます。