【美食探訪】京の夏の旅【前編】旧嵯峨御所大覚寺 源氏の宝刀「薄緑」2022年9月

ドルチェ
殿下、妃殿下、
昨今の下落相場にさぞお疲れのことと拝察いたします。

そこでこのたび、
リフレッシュのために、
京の夏の旅にご案内を申し上げます。

エディ
唐突に殊勝なことを。
ローズ
京都といっても、見どころは沢山。

どこに案内してくれるのかしら、楽しみね。


【2022年 京の夏の旅】

ドルチェ
殿下の御趣味は刀剣鑑賞と伺っております。
エディ
いかにも。
ドルチェ
世に名刀は数々ございますが、
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」にあやかり、
源氏の宝刀に接するのはいかがかと。
エディ
それは良い。
京都には源氏の兄弟刀がある。

北野天満宮に頼朝所持の一振、
大覚寺に義経所持と伝わる一振がある。

ドルチェ
はい。

その兄弟刀のうち、
今回は源義経の太刀「薄緑(うすみどり)」をご覧いただきたく、
大覚寺をご案内いたします。

なお、薄緑は、別名を膝丸(ひざまる)と言います。

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 
源氏の宝刀「薄緑(うすみどり)別名膝丸(ひざまる)」

旧嵯峨御所大本山大覚寺「Team Usumidori」~薄緑(膝丸)公式HP~


【大覚寺の歴史】


【勅使門(ちょくしもん)】


【菊の御紋の錺(かざり)金具】


【大覚寺の御朱印「薄緑膝丸」 刀剣意匠の令和三年版御朱印を入手】

エディ
源義経は名刀薄緑の霊力もあって、
壇ノ浦の戦いに勝利した。

平家打倒の大功を立てたことで、
かえって兄頼朝の不興を買ってしまった義経は、
兄弟の関係修復を祈願して、
箱根権現(現在の箱根神社)へ薄緑を奉納した。

ローズ
でも、薄緑を手放したことで、
護身刀の神通力を失い、
奥州平泉で非業の最期を遂げることになった・・
エディ
むやみに奉納などせず、
守り刀は常に身近に携えておくべきだった。

命運を左右する選択として重要なエピソードだ。
何を守り、何を手放すべきか?

投資行動にも示唆を与えてくれる。

ドルチェ
時は流れ、
薄緑は現在、京都大覚寺にあります。

実は、
義経が奉納した箱根神社にも「薄緑丸」という太刀が所蔵されており、
真実は神様だけが知っています。

ローズ
「予言の自己成就」ではないけれど、
正しいと信じて行動すれば、
行動と結果の積み重ねで、
事実上正しいと見なされてしまうものよ。

大覚寺も箱根神社も、
どちらも信じる人がいる限り、どちらも正しい。
どちらにも価値がある。

エディ
刀剣しかり、仮想通貨しかり、株式銘柄しかり、
周りの人々の信頼感があってこそ、
その価値が成立するということだ。

つまるところ、
あらゆるものの価値は、
人々の支持(信頼)に基づく。

支持を失えば価値を失い、
支持が増えれば価値が高まる。

そういうことだ。

ドルチェ
殿下、妃殿下、
それでは、御夕食の場所にご案内いたします。

私の車に御乗車くださいませ。

4 件のコメント

  • エディ王子様、こんばんは(*´꒳`*)
    京の夏の旅…良いですね〜♪
    丁度、京都に行きたいなぁと思っていた所でした。
    ブログ読んだらますます行きたくなりました(笑)
    後編も楽しみです。

    • mackeyさん、こんばんは。
      今夜の台風が過ぎたら秋になりそうな気配です。
      慌てて夏の話題のブログを編集しています。
      ゆるゆる写真を選んでいるうちに時間が経ってしまいました。
      後編の前に中編がありますのでご期待くださいね。

  • こんにちは〜、ドルチェさん
    夕食がとっても気になります😊
    少し前の美食の回で、
    下鴨茶寮さんの穴子と茗荷の炊き込みご飯を拝見した時は余りにも美味しそうで真似して作りました。
    私が作っても美味しかったから、お店で頂くのは格別でしょうね。
    続編を楽しみにしてます。

    • ウォッカさん、こんばんは。
      執事兼王子の運転手係のドルチェです。
      夕食の写真、目下厳選してますので楽しみにしていてくださいね。
      一番おいしそうに見える(実際おいしいですよ)アングルの写真を選んでいると、
      あっという間に時間が経ってしまいます。
      写真選びに何日かけているんだ、という感じですね。
      京の夏の旅の報告なのに、台風一過でもう季節は秋の気配ですね。
      時の経つのは早い、というか、私が遅いだけか・・ww
      「下鴨茶寮さんの穴子と茗荷の炊き込みご飯を拝見した時は余りにも美味しそうで真似して作りました。」
      ・・なんと、真似して作られたんですね。
      あの炊き込み御飯が絶品なのは、茗荷が穴子の味を引き立てているからですね。
      ウォッカさんの文面から料理上手なオーラを感じます。

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