【美食探訪】京の夏の旅【後編】旧嵯峨御所大覚寺大沢池 中秋の名月 観月の夕べ 2022年9月

ドルチェ
殿下、妃殿下、大覚寺に到着いたしました。

旅の最後に、お月見を楽しんでいただきたいと思います。

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺 大沢池
(きゅうさがごしょ だいほんざん だいかくじ おおさわのいけ)

旧嵯峨御所大本山大覚寺 公式サイト


【大覚寺大沢池 観月の夕べ】

ドルチェ
観月の夕べの歴史について説明させていただきます。

平安時代の嵯峨天皇(在位期間:西暦809年から823年まで)が、
大覚寺の庭池「大沢池」に舟を浮かべ、
池に映る中秋の名月を愛でながら、貴族たちと遊ばれました。

以来、大覚寺の伝統行事となっております。


【大覚寺大沢池 観月の夕べ限定 切絵御朱印「鷁首(げきしゅ)」】


【空と池に浮かぶ月】

エディ
大覚寺はもともと嵯峨天皇の離宮だ。
池に映る月を愛でるとは、雅の一言に尽きる。

日本の宮廷文化の象徴だな。

ローズ
嵯峨天皇と言えば、
生け花の開祖としても知られているわ。

「嵯峨御流(さがごりゅう)」という華道の流派を開いた。
大覚寺はその家元(総司所)として今も歴史を重ねてる。

嵯峨天皇は花鳥風月をこよなく愛する文化人だったのね。

●いけばな嵯峨御流については、下記サイトを御参照ください。

いけばな嵯峨御流 公式サイト

ドルチェ
京の夏の旅はこれで以上となります。

殿下、妃殿下、いかがでしたでしょうか。

ローズ
素敵な旅だったわ。ありがとう。
エディ
リフレッシュできた。

ドルチェ、旅の企画、まことに大儀であった。

ドルチェ
はっ、恐悦至極に存じます。

2 件のコメント

  • こんにちは。
    この様な雅の世界があるとは・・・・・・。
    脳内で雅楽が再生され、私まで竜頭鶏首舟に乗り満月を愛でた気分ですもの。

    時代劇が大好きなので大覚寺にも是非行ってみたいな。

    ドルチェさんの完璧な仕事ぶりには毎回驚かされます。
    いつもよりちょっと贅沢な大人の日帰り旅ってのがツボ。
    秋の行楽編にも期待してますね〜。

    • ウォッカさん、こんばんは。
      執事のドルチェです。
      宮廷文化をブログのなかだけでなく、実際に肌で体感したく、
      観月の夕べに接し、雅な世界に癒されました。
      大沢池はもとからあったわけではなく、
      嵯峨天皇が造営を命じられた人工の池とのこと。
      一種のテーマパークを造られたようなものですね。
      月を愛でるために最高の環境を整備されたと。
      そういう気概は、私も見習いたいところだと思います。
      「時代劇が大好きなので大覚寺にも是非行ってみたいな。」
      ウォッカさんは時代劇、お好きなんですね。
      私も大好きですよ。
      大覚寺は、時代劇にもゆかりの深いロケーションですね。
      松平健の暴れん坊将軍の再放送を見ても、
      おなじみ北島三郎のエンディングで、姫路城と並んで大覚寺の名前が出てきますね。
      確かに、地図で見るより大覚寺の境内は想像以上に広く、
      時代劇スタッフや俳優のいる太秦映画村にも近いですから、
      時代劇を撮影するには好都合な場所だと感じます。
      「ドルチェさんの完璧な仕事ぶりには毎回驚かされます。」
      畏れ多いことです。ありがとうございます。
      「いつもよりちょっと贅沢な大人の日帰り旅」
      嬉しいですね。調子に乗って今回の旅、旅行雑誌に寄稿できるかなww
      秋の行楽編、企画中ですので、楽しみにしていてくださいね。

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