【美食探訪】日本一の梅の里 南部梅林【中編】2024年1月

ドルチェ
皆さんこんにちは。執事ドルチェです。
美食探訪の報告です。

2024年1月29日(月)、
和歌山県みなべ町の南部梅林(みなべばいりん)を日帰りで訪れました。

この記事は三回あるうちの中編となります。
いよいよ本題の南部梅林となります。

よろしくお願いします。

道の駅 みなべうめ振興館

和歌山県みなべ町 うめ振興館 公式サイト

ドルチェ
みなべインターチェンジを降りました。
南部梅林に入園する前に、みなべ町の道の駅で、梅について学びました。

みなべうめ振興館は、
資料館と物産販売所が併設されている道の駅となります。

●資料館については、撮影の許可をいただきましたので下記掲載いたします。
資料館のスタッフの皆様のご厚意に感謝いたします。


【南高梅(なんこううめ)】

ドルチェ
全国的な知名度を誇る梅の最高品種「南高梅」は、
みなべ町の経済を支えるブランドであり、
町中に梅の木が植えられ、
梅干し工場が点在しているのを見ることができます。

和歌山県みなべ町 みなべ町の特産物


【南高梅の名称登録証】

ドルチェ
南高梅の名称登録証を確認しますと、
登録者は高田貞楠(たかださだぐす)氏と記載されています。

高田氏は明治時代に南高梅の先祖となる優良種「高田梅」を発見した人物です。

時は流れ、昭和時代に高田梅の調査研究をした南部高校園芸科の教諭、
竹中勝太郎(たけなかかつたろう)氏が、「南部高校」と「高田」から名をとり、
最優良品種に選ばれた高田梅を、「南高梅(なんこううめ)」と命名しました。

そして、昭和40年10月29日、登録者高田貞楠の名前で、
南高梅の種苗名称登録が農林大臣から許可されました。

先人への敬意が感じられる逸話だと思います。

●南高梅の歴史の詳細については、下記のリンクをご参照ください。

なんでも梅学 知ってる?「南高梅」のルーツ


【梅紋】

ドルチェ
梅の紋章と言えば、やはり菅原道真公を連想します。

京都の北野天満宮を中心とする天満宮信仰について、
上記資料で説明がされています。

「天満宮信仰がもっとも盛んだったのは滋賀県」というのは意外でした。
滋賀県(近江国)には天満宮が46ヶ所もあったのですね。

ちなみに今年の大河ドラマ「光る君へ」は、紫式部を主人公としていますが、
その舞台のひとつ、滋賀県大津市の石山寺、
実は、菅原道真公の孫が石山寺の座主(住職)を努めた歴史があり、
季節になると境内で梅の花を楽しむことができます。

全国天満宮総本社 北野天満宮公式サイト

大本山石山寺公式サイト 石山寺の歴史

みなべ町 南部梅林

南部梅林 梅の里観梅協会 公式サイト


【令和6年(2024年)南部梅林 開園案内のチラシ】


【南部梅林の案内図】

ドルチェ
道の駅から移動し、南部梅林の駐車場に到着しました。
駐車場の休憩所「みかへりや」にて一服しました。

地域の出店として、
シフォンケーキが自慢の「Kazumama Kitchen ぷぅ」が目に留まり、
この機会に味わってみることにしました。


【Kazumama Kitchen ぷぅのクリームシフォン南高梅と南高梅ジュース】


【店主によると「ぷぅのシフォンケーキは保存料を一切使用していません」とのこと】


【リーフレット掲載の店舗はみなべ町の山奥にある】

Kazumama Kitchen ぷぅ 公式サイト

ドルチェ
シフォンケーキを堪能した後、
入園門をくぐり、みかへり坂を登っていきました。

歩行者専用の舗装道路となっていますが、
南部梅林は山の斜面にありますので、
息を切らさないよう、ゆっくり歩いていきました。

道の途中に、梅にまつわる万葉集の歌碑がいくつか立っています。


【万葉集の歌碑 大伴旅人】

ドルチェ
坂を上がったところで入園料を払い、
いよいよ南部梅林のなかへ入ります。

これよりしばし、
梅の花咲く南部梅林の雅な世界をお楽しみください。


【梅にまつわる元号「令和」の由来】

NHK公式サイト 平成から令和へ 新元号は「令和」 出典は「万葉集」


【梅の先覚者 内中源蔵(うちなかげんぞう)翁】

和歌山県ふるさとアーカイブ 紀の国の先人たち 農業先覚者 内中 源蔵(うちなか げんぞう)

ドルチェ
今回の美食探訪、中編はここまでとなります。
お読みいただきありがとうございました。

後編もお楽しみに!

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