


ロッキード・マーティン【LMT】を独自基準で銘柄格付します。
【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。
Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】

Ⅱ)財務推移 直近五年

Ⅲ)審査
①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース
→該当: 加点あり(1点)
②【売上高】
直近五年で一貫して増加
→該当: 加点あり(1点)
③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース
→該当: 加点あり(1点)
⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持
→非該当: 加点なし(0点)

他国への侵略を望まない国であろうと、
他国から侵略されない国であるためには、
抑止力で国を守る必要がある。
きれいごとでは済まされない。
そこに軍事企業の存在価値がある。
ロッキード・マーティン【LMT】は、
世界最強のステルス戦闘機を、
米国政府と親米諸国政府に納入している軍事企業だ。
日本も多額の防衛費を、
同社のステルス戦闘機の購入に充てていることで知られている。
まさに日米軍事同盟の象徴といえるだろう。
世界最強の軍事力を誇る米国政府が後ろ盾にあること。
軍事機密の漏洩を防ぐ意味で同社の経営破綻はありえないこと。
そういう意味で、長期保有に適した銘柄と判断する。
目下の懸念があるとすれば、
FY2018通期決算における、フリーキャッシュフローの減少。
一過性のものか注視が必要である。
最後に、戦争と平和に思いを致すとき、あらためて思うこと。
われわれは、平和な時代に生きて、
株式投資という手段で、豊かな生活を目指すことができる。
このことに素直に感謝したいと思う。
戦争の残虐性に比べれば、株式投資の何と理知的であることか。
市場の感情が揺れ動くときにこそ、
勝機があると前向きにとらえれば、
怖いものなどないだろう。
Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。


投資決定は自己責任でお願いいたします。

そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。
銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!