【銘柄格付】 スターバックス【SBUX】STARBUCKS CORP 2019年9月10日終値

エディ
常にあるべき姿を追求し、変えるべきは変えていく。

そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。

銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!

ドルチェ
今回は、世界最大のコーヒーチェーン、
スターバックス【SBUX】を独自基準で銘柄格付します。

【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。

Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】

Ⅱ)財務推移 直近五年

Ⅲ)審査

①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース

→該当: 加点あり(1点)

②【売上高】
直近五年で一貫して増加

→該当: 加点あり(1点)

③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加

→非該当: 加点なし(0点)

④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース

→該当: 加点あり(1点)

⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持

→非該当: 加点なし(0点)

エディ
世界最大のコーヒーチェーン、スターバックス【SBUX】は、
「直営」で成功した企業のひとつだ。

提供商品は異なるものの、
世界最大のハンバーガーチェーン、マクドナルド【MCD】が、
「フランチャイズ」で成功したのとは対照的である。

成功のアプローチはひとつではないということの表れである。

スターバックス【SBUX】の株価推移を見てみよう。

FY2018通期決算を受け、株価の急上昇が顕著であったが、
ここにきて、利益確定の売りが殺到している。

これまでの株価上昇を支えてきた要因のひとつは、
フリーキャッシュフローの急成長である。

FY2014においては、フリーキャッシュフローがマイナスであった。

これが、FY2018においては、
売上高に占めるフリーキャッシュフローの割合が、
40%を占めるまで成長した。

積極的な先行投資による事業伸長の段階から、
安定成長の段階への道筋が明確になったと判断できる。

懸念材料があるとすれば、
主要仕入原材料「コーヒー豆」の原価高騰である。

コスト上昇分を吸収する企業努力を続けてきたものの、
ついに2019年2月、日本国内店舗において、8年ぶりに値上げを実施した。

ドリンクメニューの約3割について、10円から30円の値上げとなった。

スターバックス【SBUX】の原点は、
最高品質のコーヒーの追求、
憩いの場「サードプレイス」としての店舗のさらなる発展と成長である。

この原点を死守するため、値上げに踏み切らざるを得なかったのであろう。

「品質優先」か、「価格優先」か、同社の原点に立ち返れば、
「品質優先」を採用するのは当然のことといえよう。

Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。

ローズ
厳正なる審査の結果、スターバックス【SBUX】の格付は【三つ星】となりました。
ドルチェ
個人の感想です。運用成果を保証するものではありません。

投資決定は自己責任でお願いいたします。

2 件のコメント

  • エディ様

    ひよっこ投資家Lv1です。
    自由投資同盟に加えて頂きありがとうございます!

    米国株の個別投資家として、エディ様と共にインデックスを越えていけたらと思います。

    私の弱小ブログでは大した影響はないかと思いますが
    エディ様を紹介させて頂いてもよろしいでしょうか。

    • ひよっこ投資家Lv1様

      コメントをいただき、ありがとうございます。

      株の世界に造詣が深い方とお見受けしました。
      御縁に感謝いたします。

      インデックスを越えるべく、同志としてともに戦ってまいりましょう。
      色々と教えてください。

      ブログで紹介いただけるのは望外の喜びです。
      ありがとうございます。

      今後ともよろしくお願いいたします。

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