【長期投資は修行の如し】時間を味方につけた者が勝つ

投資とは、いわば修行のようなものだ。

株価の上昇と下落が、精神に与える影響は極めて大きい。
ずっと右肩上がりに上昇し続ければ、これほど気楽なものはない。

だが、十年に一度は、必ずといっていいほど、暴落に見舞われるものだ。
そうなると、含み損に耐えかねて、持株を売却し、損切することもあるだろう。

そこをなんとかこらえて、持ち続けることができるかどうか?

損切のために泣く泣く売った時が、
後になってみれば、買いの好機だった!
そんなこともよくある話だ。

なぜ、せっかくの買いの好機をみすみす逃してしまうのか?

それは、普段から余裕をもった戦い方をしていないからだ。
全力買いで、買いたい時に買える余力がない!

ならば、暴落時に買い増しできるよう、
普段から余剰資金を待機させておけばよいのだ。

これを軍事用語で「攻勢防御」という。
いざというとき攻められるように普段から守りを固めておく。

さらに、時間を味方にすれば、勝率を高くすることができる。

米国の株価指数をみれば一目瞭然だ。
投資期間が長期になればなるほど、株価上昇の確率が高くなる。

自分の目利きを信じて、長期投資ができるかどうか?
己の精神力が試される、まさに修行といえる。

日本仏教の聖地、比叡山の高僧、伝教大師最澄も、
長期間、修行を継続することの重要性を説いている。

「最下鈍の者も十二年を経れば必ず一験を得る」

すなわち、
どんな人でも、十二年間修行を続ければ、必ず修行の成果が得られると。

一方で、あれやこれや、旬の個別株に目を配り、
下がり始めた銘柄を売り、上がり始めた銘柄を買う。
それも投資手法のひとつだ。
それが向いている人もいるだろう。
人によって向き不向きがあるから、良いか悪いかは一概には言えない。

私の場合、ひとつのものに、じっくりと腰を据えて取り組みたい。

株価指数ナスダック100【NDX】のことだ。
精鋭百機が搭載された空母一隻で充分勝てる。そう信じている。

十二年間とまではいかないが、十年間の保有を自らに課している。

その十年間のなかで、
いつでも追加投入できるよう、暴落時に底値買いできる余力を持っておく。

長期投資は修行の如し。時間を味方につけた者が勝つ。


【比叡山からの眺望】

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