【思いは実現する】悲観するから株価は下がる 楽観するから株価は上がる

「不景気の株高」とはよく言ったものだ。
コロナショック以降、ダウやナスダック、
過去最高値を更新する日がこれほど早く来るとは、誰が想像できたであろうか。

株価は、市場参加者の総意で決まる。
そこには、悲観と楽観の綱引きがある。それを一言で表すと「需給」だ。

将来を悲観する者が多ければ、株価が下がる前に、株を売却する。
結果として実際に株価が下がる。

反対に、将来を楽観する者が多ければ、株価が上がる前に、株を購入する。
結果として実際に株価が上がる。

市場参加者の思いが、実際の株価に反映されるのだ。

「思いは実現する」という言葉があるが、
株式相場も例外ではないということだ。

コロナ禍は、そういった株式相場の本質を、
「不景気の株高」という分かりやすい形で示してくれた。

そもそも、
どうして米国株インデックス(株価指数)は、
過去最高値を更新する上昇をみせるのか?

なぜ世界最強なのだろうか?

暴落のリスクがあるとはいっても、
基本的にロング(買い)一択で、
長期保有していられる安心感はどこからきているのだろうか?

米国人が株式投資に積極的なのは、どこからきているのだろうか?

色々な見方があるだろう。

国民性によるところも大きいのではないだろうか。

ステレオタイプはいけないが、
どういう人材が評価される社会か、
ということが大きく影響しているように感じる。

日本は、個人の思いを主張するよりも、
周囲の空気に順応し、責任を回避できるよう、
慎重に行動する悲観主義的生き方が、「お利口さん」とされる。

面倒なことは下々に「やらせておけばよい」というスタンスだ。

自分だけ責任を取らされるのは嫌だから、
自分から勇気をもって決断することも躊躇してしまう。

臆病になってしまうのだ。

それになにより、失敗を許さない空気があるから、
余計に精神が萎縮してしまう。

挑戦する勇気など、危なっかしくて仕方がない、そういう社会だ。

「安全安心」「平穏無事」が大切な価値観だ。

だから、もともと臆病というよりも、
臆病にならないと、まともに生きていけない社会なのだ。

米国は、自分の考えを積極的に主張しなければ、
周囲から存在を認められない社会だ。

「和(Harmony)」より「異(Difference)」が重視される。

失敗を恐れず、これまでとは異なる可能性に向かって、
大胆に挑戦する楽観主義者が集まっている。

成功すれば大金持ちになれる。
成功の手柄がその人のものとなる。

だから米国には、世界から多彩で有能な人材が集まってくる。

個人の努力が会社の手柄とされてしまう日本とは大違いだ。
(かつてノーベル賞受賞者でそういう逸話があった)

一人一人のモチベーションの違いが生まれてしまうのは自然なことだろう。

成功したい、認められたいという個人の思いが、実際に報われる社会。
思いが実現する社会。米国にはそういう素地がある。

日本と米国の国力の違いは、そういうところから来ているのではないか。

だから私は、人種差別等、様々な問題があるとはいえ、
基本的に米国の将来は明るいと楽観しているし、
イノベーションやプラットフォームの創出は、
これからも米国が主導となって牽引していくと期待している。
当然、関連する米国企業も大きく成長していくことだろう。

長期投資の基本原理。
株価というものは、
長期的に見れば、企業業績の成長に比例して上昇するもの、
という基本原理がある。

その原理に則れば、上記のような背景から、
米国株投資は至極順当な投資先と言えるだろう。

そのなかでも、ハイテク精鋭企業トップ100の集合体、
株価指数ナスダック100【NDX】は、
各企業のイノベーションの成果が、
最も効率よく株価上昇に反映されやすいと考えているから、
投資先として最も有望だと考えている。

だから私は、これからもナスダック100【NDX】に投資を続けるつもりだ。

2 件のコメント

  • アニマル・スピリッツですね。
    まだ、健在だとは、思います。

    例えば、グーグルに、就職するためには、
    有名大学を好成績で、卒業しないと、就職出来ません!

    凄く、日本化している部分も有る。
    難しいですね。

    • のり君老師、こんばんは。
      コメントをいただき、ありがとうございます。
      グーグルの話を例にしていただきました。
      そうですね。就職するにも、厳しい競争ですね。
      また、米国は日本以上に、学歴社会だと聞きます。
      大学の学士号では不十分で、出世したければ、少なくとも大学院の修士号が必要だとか。
      幹部クラスで、博士号を持っている人はざらにいますね。
      真の意味の専門知識、実学を求められている。
      米国は、スペシャリストが切磋琢磨しあう社会、といった感じがします。
      対照的に、日本は、これまでジェネラリストが重宝されてきましたから、
      これからはスペシャリスト重視へ軌道修正していけば、
      日本復活の可能性も残されていると信じたいです。

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