【私は本物じゃない】それはまだ「痛み」を知らないから

本物か、偽物か?
その道の目利きが見れば、すぐにわかるのだろう。

私は、これまで、偉そうな態度で米国株投資の記事を書いてきたが、
目利きからすれば、私は本物とはみなされていないのだろう。

私は、私の信じる道を誇りを持って歩んでいく。
そのプライドは持っているが、私は自分が本物ではないと思っている。

なぜなら、投資で「痛み」を知らないからだ。
私はまだ、なにもわかっていない。

よくいわれることだが、
修羅場を経験した者でなければ、その道の本質はわからない。

偉人伝や、自己啓発本を読むことは好きだが、
言葉や理屈ではわかっても、それは所詮、わかったような気分でいるだけだ。

苦労を乗り越えて成功した人の話を読んでも、
どこかに、「自分だけはそんな苦難とは別世界の人間だ」と思っている限り、
本から得られるものなど、たかが知れている。
野次馬根性とどう違うというのか。

やはり、物事の本質というものは、体感しないとわからない。

私は、株価指数CFDの初心者として、
今年2月によちよち歩きを始めたばかりだ。

実際に始めてみて、体感することも多かった。

今年の2月からロングエントリーを開始して、
その後、3月に相場が調整(株価下落)になったとき、
振り返れば大したことのない調整であったにも関わらず、
大きな不安に襲われたのは事実だ。

幸いにも、今は、ナスダック100【NDX】が過去最高値圏内に上昇しているから、
なんとか含み益でほっとしているだけのことである。

そもそも自分の努力でもなんでもないわけだ。
単純に、運が良かっただけのことだ。

この幸運も、いつどうなるか、わからない。
今後暴落に転ずれば、「あのときとにかく利確していればよかった」と、
ほぞをかむのかもしれない。

人の心は弱く、移ろいやすいものだから。
正直、自分も心は強いほうではない。
環境が悪ければ、パニック障害になってもおかしくないタイプの人間だ。

たとえ、十年間保有という投資ルールを自分に課していたとしても、
そのルールそのものに不信感を抱くようになったら、自己崩壊の危機だ。

3月の調整は、そういう自己崩壊の危機を乗り越える戦いだった。

「ハイテク株は金利上昇に弱い」という風潮。

これまでのチャートを振り返れば、決して実際はそうではないのだが、
そういう風潮が今の株価を形成している以上、その流れに従うべきではないのか?

毎日自問自答を繰り返した。

そのなかで、自分が出した結論はこうだ。

「節操なく道を変えるのは、やめよう」
「自分が自分を信じることができないで、誰が自分のことを信じるというのか」
「たとえ、暴落に打ちのめされる日が来ようとも、私は、信じる道の真ん中で死にたい」

人からすれば、「こいつ、まだまだ甘いな」と思うのかもしれないが、
私も、残りの人生、後悔だけはしたくない。

信じる道を、裏切らない人生を送りたい。
もう、やり直しがきかないから。

もっと、軽妙洒脱な記事が書ければよいのだが、
今の私の心境に素直になろうとすると、
どうしてもこういった内容の記事になってしまう。

だからといって、
プロのライターに執筆を代行してもらうようなことだけはしたくない。

稚拙な記事だが、愛読していただける読者がいるなら、
これほど心強いことはない。

ありがとうございます。

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