【ノイズ考察】有用な情報の抽出方法

前回、ノイズの話をした。

今回は、ノイズに関連した話をしたい。
有用な情報の抽出方法についてである。

せっかくのゴールデンウィークだが、
あいにくコロナのため外出を自粛している。

そうなると、インドアでできることはないか、考える。

私は天体写真を撮るのが好きなのだが、
外に出かけられないこともあって、
過去に撮影した天体写真の画像処理をして楽しむことにした。

そういう意味では、天体写真という趣味は、
アウトドア(外で撮影)とインドア(家で画像処理)の両面で楽しめる。

それはいいのだが、
さて、この画像処理、よく考えてみれば、
「有用な情報の抽出作業」、まさにそのものだと感じた。

論より証拠。
和歌山遠征の際に撮影した、天体写真の「元画像」がこちらである。
被写体は、「北アメリカ星雲」である。


【北アメリカ星雲 元画像】

どんなに光害を避けて、空の暗い場所で撮影しても、
人口密度の高い日本国内で、完全な漆黒の闇を求めるのは難しい。

程度の差こそあれ、どこで撮っても、
元画像は、たいていこんなものだろう。

背景の夜空が、明るく写ってしまう。
かすかな光害が蓄積された影響だ。

今回の元画像がとりわけ酷いのは、北西の超低空だったこともあって、
右側に、地上の電線の影まで映り込んでしまったことだ。
そのときは、暗闇のため電線の存在に気付かなかったのだ。

いずれにせよ、このままでは、作品にはならない。
だが、このままあきらめてはもったいない。

そこで、今回、ゴールデンウィークの余暇を利用して、
作品づくりに挑戦したわけだ。

電線の部分は切り離すしかないが、
残りの部分で、なんとかならないだろうか、そう思った。

別に天文ガイドに応募するつもりはないが、
自分で納得のいくまで仕上げてみたかったのだ。

いくつかの画像処理ソフトを使用して、
邪魔となる無駄な光を取り除き、必要な光だけを抽出する。

そうこうして、出来上がったのがこちらの画像である。


【北アメリカ星雲 画像処理後】

いかがだろうか?

それなりに、さまになったと感じている。

まとめると、画像処理とは、画像情報の取捨選択であり、
美しく仕上げるために必要な作業である。

投資においても、同様のことが言える。
投資情報の取捨選択だ。

有用な情報を採用し、ノイズとなる情報は除外する。

日頃、色々なブログを拝読しているが、
やはり、権威のある専門家や著名な投資家の見解や動向が気になるようだ。

私は、あくまでも参考として読ませていただいているが、
個人的には、公認会計士等、企業の財務に明るい人の話は、
とてもためになると感じている。

もちろん、これまで何度も繰り返し言及しているように、
相場に完全な規則性は存在しないから、
どれだけ過去の事実を検証しても、未来の再現を保証するものではない。

だから、金融工学や経済学は、厳密には科学とは言えない。

「過去の事実に基づいた、市場参加者の未来への期待」
これが相場を形成するから、
結局のところ、期待がどこまで相場に織り込まれるかの見極めが、
投資の勝敗の分かれ目となる。

最後の投資判断は、やはり「自己責任でおやりなさい」となる。

接した投資情報が、ノイズか否かは、
投資経験を積むなかで、おのずと感じとれるものだ。

私なりに、ひとつだけ言えること。

それは「ポジショントークには注意せよ」ということだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です