【逆説の投資論】ノーベル賞クラスの頭脳でも勝てるとは限らないという話

ブログって難しい。

読者から支持を得られる記事を書こうとすれば、
どうしても「万人受け」する内容になりがち。

わかってもらうにも成果を示さないとわかってもらえなかったりするし・・・
とんがった内容にはなりづらいんだよね。

というのも、反感を買うのが怖いから。
もう二度と見に来てくれなくなるかもしれないという恐怖感。
そういうことを気にすることが一度も無いブロガー、
きっといないんじゃないかな。

そういう意味で、
優等生の書くブログは、ほんと、隙が無い。
よく練られている。

色々な角度から客観視できていて、
「なるほど」と思わせる説得力がある。

来るかもしれない反論に備えて、
きちんとそういった人へのフォローも忘れない。
気遣いができている。ほんとに凄いと思う。

頭がいいというのは、「敵を作らない」ということなんだろうね。
だから多くの人から支持されるんだろうね。

逆にアンチを増やそうと思ったら、
皆が引くぐらいの思いっきりとんがった、
独善的で攻撃的な記事を書くか、
あるいは、皆に気に入ってもらおうと思いっきり八方美人になるか、
どちらかなんだろうね。

投資で結果をきちんと出していれば、
どれだけアンチが多かろうと、支持してくれる人も多いんだろうけど・・・

それが事実かどうかを確認したいから、
取引履歴のスクショを出せとかいうことなんだよね。

今どき、画像の加工でいかようにもなるから、
スクショにどれだけの意味があるのか、
なんていうのも正直疑問符なんだけどね。

私のように、
趣味の天体写真でしょっちゅう画像編集ソフトを使っている人間からしたら、
スクショなんていくらでも加工できてしまうよ。

なんなら、0をひとつ増やして、
桁違いの運用額で皆を驚かせてみてもいいけど、
そんなことをして注目を浴びても虚しいだけ。
やるつもりもないよ。
正直に、リアルな運用履歴を示すようにしているよ。

その点、投資の運用成果を伴っていなくても、
なぜか支持者の多いブログもあるから面白いよね。

それは「人間力の賜物」つまり「カリスマ性」としかいいようがない。

もしかしたら、失敗談を語って、
一時的に注目を浴びているだけかもしれないけれど・・・
「人の不幸は蜜の味」ともいうからね。

ブログは文才と人間力の世界だと思ってるけど、
投資そのものは、頭脳ゲームの一種だと思っている。

投資って面白い。
ノーベル賞クラスの頭脳でも、負けるときは負けるんだよね。

頭が良くても、投資の世界で勝てるとは限らない。

いくらどれだけ説得力のある理論を組み立てても、
常勝不敗と言うわけにはいかない。
面白い世界だよね。

かつて、ノーベル経済学賞受賞者を集めたヘッジファンドがあった。
ロングターム・キャピタル・マネジメント。略してLTCM。

LTCMの基本的な考え方は正統派。
割安なものを買い、割高なものを売る。

金融工学を駆使して、精緻なレバレッジ運用をし、
驚異的な運用成績をたたき出していた。

そこに、1997年のアジア通貨危機と、1998年のロシア財政危機が勃発し、
想定外の相場変動に見舞われた。

レバレッジが仇となり、結局破綻してしまった。
理論の納得感と、実際の成果は、必ずしも結びつかないということ。

「なるほど」と読者を魅了するブロガーの投資運用成果が、
たとえば10年後、どうなっているか見ものだね。

そのときまでブログを続けているか分からないけど・・・

お決まりの免罪符
「今の時期は仕方ありません」でお茶を濁す人もいるのかな・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です