バフェット太郎さん「S&P500の致命的な欠点」を語る
そもそも右肩上がりを前提にしない株式投資ってあるんかい?
何もS&P500に限った話じゃないでしょう。
レバナスだってそう、個別株だってそう。
そもそも右肩上がりを前提にしない株式投資ってあるんですか?
キャピタルゲインの追求は、右肩上がりの株価上昇が前提ですから。
それを期待して投資するものでしょう、株っていうのは。
もちろん、ショートエントリーは別格だけども。
インカムゲインさえあればいい?
トータルリターンで見ないと正しく評価できないよね!
配当の再投資で株数を増やし、複利効果を狙う投資手法もあります。
つまりインカムゲイン。
これも昔、検証したことがあったけれども、
株価が右肩上がりでないと、せっかくの複利効果が活かされない。
むしろ株数が増える分、株価の下落が重く響いてきます。
キャピタルゲインの含み損で差し引きで損するわけです。
要するに、トータルリターンで見ないと、
良いか悪いか正しく評価できない。
バフェット太郎さんの銘柄群10種は、安定した配当の堅い銘柄が多い。
それはそれで良いとしても、やはり、
長期的な株価上昇があってこそ、報われる投資手法だと思ってます。
だって、レバナスの暴落をディスり、
バフェット太郎さん銘柄の石油株の上昇に歓喜しているのは、
まさにバフェット太郎さん本人ですからね。
自分の銘柄の株価上昇で喜んでいるじゃないですか。
株式投資はそういうものですよ。
上がってなんぼの世界です。
だからといって、債券投資は今じゃない!
これに代わる金融商品はあるのでしょうか。
コモディティは株式投資以上にタイミングを計る嗅覚が必要です。
金利に着目して債券という見方もありますが、
債券投資は、今じゃないです。
金利上昇局面では損することが確実だから。
金利上昇で債券価格は下がります。
このメカニズムは鉄板です。
政策金利の利上げ最終段階で債券投資を始めるくらいでちょうどいい。
それまでは、債券ではなく株式に分があると考えます。
もっとも、私の場合、
米国政策金利が10%になったら全面的に債券投資に乗り換えますが、
そうなる確率は低いと見られるので、
おそらく今後10年間は、ずっと株式投資を続けることになる見込みです。
S&P500の致命的な欠点について語っています。