Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
特に、副旗艦のビザ【V】とマスターカード【MA】の株価下落が
顕著となっています。
直近一ヶ月でみると、S&P500指数が3.58%の上昇であったのに対し、
Vは2.63%の下落、MAは3.17%の下落となりました。
店側が負担する「決済手数料」が、
キャッシュレス決済普及の可否を握る焦点のひとつとなっています。
従来の「クレジットカード決済」に加えて、
「スマホ決済」が台頭してきており、
各種各様の「~pay」が乱立している状況です。
顧客獲得を目的に、
期間限定で決済手数料を無料とするキャンペーンが実施されており、
今後のゆくえに注目です。
従来型の「クレジットカード決済」と、新興の「スマホ決済」とは、
必ずしも対立関係というわけではないということだ。
つまり、決済現場(店頭)でカードを使うか、スマホを使うか、
顧客の利便性(使い勝手・決済のしやすさ)の違いに過ぎない。
カードであれ、スマホであれ、
「ピッ」と決済処理したその先は、
登録されたクレジットカードに紐付けられた国際決済ネットワークで処理される。
(例外あり)
この国際決済ネットワークを事実上独占しているのが、
ビザ【V】とマスターカード【MA】だ。
両社は、クレジットカード会社でありながら、カードを自社発行しておらず、
決済インフラ(国際決済ネットワーク)を保有していて、
その使用権を世界中の金融機関等にライセンス提供し、
決済手数料を得ることで利益を得ているのだ。
そういう意味では、両社にとって真の競合はなにかといえば、
国際決済ネットワークとの紐付けを持たない仕組みといえる。
主に二つ。
①現金事前チャージ方式の電子マネー(交通系 PASMO, SUICA, ICOCA等)
②銀行口座即時振替のデビット方式(ALIPAY等)
クレジットカードと比較すると、
上記①②の決済金額は少額になりがちだ。
入金できるチャージ金額に上限があったり、
決済時の銀行預金残高の多寡によって利用可能額の制約を受けるためだ。
「スマホ決済」に関する説明と、
「デビット方式」に関する説明(例としてALIPAY)をご紹介します。
下記のリンクをご参照ください。
ZEUS「スマホ決済:スマートフォンで簡単に決済する方法とは」
ALIPAY「銀行口座と連動したデビット方式」
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
2019年9月24日(火)、ソフトバンクグループ【SBG】傘下の
WeWorkの不正会計に伴うCEO辞任報道を受け、
これまで資金調達でSBGを支援してきた米国金融業界において、
ソフトバンク・ビジョン・ファンド【SVF】の先行きに警戒感が漂い始めている。
翌9月25日(水)、米国の投資銀行ゴールドマン・サックス【GS】が、
SVFについて、資金調達信用枠の削減を模索していると報じられた。
SBG率いる孫正義氏の対応が鍵となっているが、
現時点では氏の表立った動きはみられない。
ファンドの金額が巨大なだけに、
対応を誤れば、世界金融危機の発端となる危険性を秘めており、
引き続き注視していく必要がある。
BonaFidr 2019年9月25日「ゴールドマン・サックスがSoftBankのビジョンファンドへの貸出リスクを削減」
今後ともよろしくお願いいたします。
Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる! 2019年9月23日「バフェットは最初の10年で勝負を決めた。僕もそれを目指したい!(多分無理だけどw)」
戦況報告は基本週一回を予定しております。