Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
米国時間2020年1月2日(木)夜、
米国国防総省は、米国に敵対するイラン革命防衛隊の
カセム・ソレイマニ司令官を殺害したと発表しました。
米国とイランの対立が激化し、
報復合戦による中東危機の勃発を恐れ、
市場はリスクオフとなりました。
しかし、イランによる報復攻撃が抑制的なものにとどまり、
米国側に人的被害が発生しなかったことを受け、
米国時間1月8日(水)ホワイトハウスで
米国トランプ大統領が国民向けに演説しました。
「アメリカは軍事力を行使したくはない。経済力こそが最大の抑止力である。」
この中東の地政学リスクの緩和で、リスクオンの流れが復活しました。
さらに、1月10日(金)米国雇用統計の結果が良好だったことから、
米国主要株価指数は、取引時間中の史上最高値更新となりました。
後場は利益確定売りとなり、終値ベースでは前日比で反落しました。
薔薇の艦隊は、週次終値ベースで、前週比 2.8%の増加となりました。
最高値更新です。
ナスダック100【NDX】と、
GAFA【GOOGL / AAPL / FB / AMZN】を、
下記の通り追加いたします。
① 直近一ヶ月
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
2020年1月7日(火)約定にて、1月度の株式買付を実施しました。
例月の追加投入に加え、今回は配当再投資が重なったため、
週次終値ベースで、評価額が前週比 21.8%の増加となりました。
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
成長軌道から逸脱した感のあるビザ【V】を売却し、
絶好調のアップル【AAPL】に乗り換えたい衝動にかられる。(笑)
こういったとき、個別株のスイッチングコストが目障りだ。
税金や手数料によって、
せっかくのビザ【V】の含み益を満額享受できないのは残念極まりない。
(非課税となるNISAは敢えて使用しない方針)
総合的に判断したときに、
ビザ【V】のファンダメンタルズは極めて強固であり、
ただちに売却しなければならない切迫した理由もないため、
薔薇の艦隊の編成は「現状維持」とする。
目下の課題「レバレッジ投資導入による米国株投入資金の増額」について。
前週、次のように述べた。
ならば、証券会社三社を比較する目的で、
手数料と調整額を網羅したマトリックスを作ってみよう。
その前に、調整額とはそもそもなんぞや、
というところから詳しく見ていくことにしようか。2020年1月5日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年1月3日終値 より引用
前週も申し上げました通り、
レバレッジ投資のひとつ「CFD取引」には、
手数料のほかに、「調整額」と呼ばれる経費がかかります。
調整額は、「価格」「金利」「権利」の三種類がございます。
①価格調整額
②金利調整額
③権利調整額
今回は、①価格調整額について、説明いたします。
「価格をどうして調整する必要があるの?」
ということね。
CFD取引自体に決済期限はない(無期限に取引できる)のですが、
価格の参照先が「先物(さきもの)」となっているのがミソです。
先物には決済期限が設定されています。
有効期間内に、決済を実施しなければなりません。
はじめに申し上げました通り、
CFD取引は決済期限がないため、
今の有効期間と、それが失効した後の、次の有効期間をまたぐ瞬間に、
若干の価格のずれが生じてしまうのです。
先物の世界の用語で表現すると
「期近と期先は価格が同一ではない」となります。
無期限に取引できる立場からすれば、これは迷惑な話です。
よって、このずれを相殺するために、価格調整を行います。
なお、この価格調整額は、「株価指数先物」において適用されます。
私たちが運用予定しているナスダック100【NDX】も、
この「株価指数先物」のひとつです。
一方、「iシェアーズ」等のブランドで提供されている
「株価指数連動型ETF」については、価格調整額が適用されません。
※詳細は、下記リンクを御参照ください。
GMOクリック証券 よくあるご質問 価格調整額について教えてください。
価格のずれの相殺を目的としたものだから、
基本的に証券会社間での優劣はないとみて良いだろう。
次回は、②金利調整額について詳しく調べてみよう。
(次週に続く)
今後ともよろしくお願いいたします。
戦況報告は基本週一回を予定しております。