

Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移

① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

ポイントは三つあります。
①薔薇の艦隊 最高値更新
主旗艦マイクロソフト【MSFT】が株価急騰したことにより、
薔薇の艦隊が最高値更新しました。
背景に、次世代通信規格「5G」向けソフトウェア開発について、
2020年2月4日(火)米国の国家経済会議(NEC)のカドロー委員長が、
5Gインフラの国産化構想を明らかにしたことが挙げられます。
中国通信大手ファーウェイへの依存低減を念頭に
「主に米国企業が米国の5G設計やインフラを手掛けるというのが大局的な構想だ」
と述べ、構想に参画するマイクロソフト【MSFT】の株価急騰となりました。
②新型肺炎の感染拡大
中国では感染拡大を防ぐため、
武漢等の十数都市で都市封鎖が進み、
移動規制による経済活動の鈍化が不可避となりました。
サプライチェーンへの影響は大きく、
特に、アップル【AAPL】のスマホ「iPhone」の
中国国内の工場・小売店の閉鎖延長が嫌気され、
アップル【AAPL】の株価成長が鈍化し始めました。
③堅調な米国雇用統計
2020年2月7日(金)米国労働省が発表した1月の雇用統計で、
非農業部門の雇用者数が前月から22万5千人増と、
予想の16万人増を大きく上回りました。
米国経済の強さを裏付ける結果となりましたが、
新型肺炎の感染拡大が米国経済にどう影響するのか、
引き続き注視してまいります。

GAFA【GOOGL / AAPL / FB / AMZN】の株価推移です。
① 直近一ヶ月
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額


Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益

プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。

Ⅳ)旗艦 評価益

① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】

② 第一副旗艦: ビザ【V】

③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】

Ⅴ)護衛艦 評価益

例月の追加投入を実施しました。
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

Ⅵ)所感

目下の課題「レバレッジ投資導入による米国株投入資金の増額」について。
前週、次のように述べた。
あらかじめ選定候補に挙がっている三つの証券会社
(GMOクリック証券、サクソバンク証券、IG証券)のうち、
費用の観点から、もっとも有利に取引できる証券会社はどれか?年初の指示を繰り返すが、マトリックスを提示せよ。
手数料、調整額、スプレッドを比較するのが目的だ。2020年2月2日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年1月31日終値 より引用




青字は有利と感じたところ。
赤字は不利と感じたところ。
そういうことね?

青字と赤字の意味は、妃殿下の仰せの通りでございます。
今回、マトリックスを作成していて感じたことは、
CFD取引は、基本的に短期決戦に適した取引であり、
金利手数料の観点から、長期保有は不利であると感じました。
そういった基本認識のなかで、
できるだけ長期保有にも対応できそうな証券会社はどれか、
これを考察したわけでございます。

GMOクリック証券が有利と言えそうだな。

GMOクリック証券は、他の二社と異なり、
調整額の点で、価格調整額という仕組みを採用しております。
これは、市場金利と配当利回りとのバランス次第で、
配当金に相当するものを受け取ることができます。
歴史的に見て、現在は低金利の時代でございます。
よって、配当利回りのほうが市場金利を上回る確率が高いです。
低金利時代がいつまで続くかは不明ですが、
再選を狙う米国トランプ大統領が、
景気浮揚のために利下げ圧力を強めていることからも、
当面は価格調整額に有利な追い風が吹くものと考えられます。
もっとも、大統領選の結果で大きく変化する可能性もあります。
再選した場合、三選はありませんから、
これ以上の強力な利下げ圧力はかけないかもしれません。
また、トランプ氏以外の候補者が大統領となった場合は、
政策の変更によって、市場のセンチメントが総替わりし、
金利や為替、株式市場に重大な変化が生じる可能性を、
念頭に置いておく必要があると考えます。

ドルチェの考察を踏まえて、こうすることにしよう。
CFD取引の口座開設は、GMOクリック証券を選定する。
口座開設の後、実際のCFD取引は、米国大統領選の動向や、
それに伴う市況の変化を見極めた上で開始する。
レバレッジ投資の恐ろしさを心に留めて、
慎重の上にも慎重を期すことが重要だ。
そうだな。これを機に、
市況の変化を常時観測する専門部隊を創設することにしよう。
ドルチェ、今回のマトリックス調査、誠に大儀であった。
褒美に休暇を取らせる。
京の都でゆるりと休むがよいぞ。

京の都で、祇園辻利の抹茶パフェを楽しんでまいります。
おっと、その前に、大切なことを忘れておりました。
今回のマトリックス調査のレファレンスを示しておきます。
※下記リンクから御参照いただけます。(次週に続く)
GMOクリック証券 CFD 取引ルール
GMOクリック証券 CFD レート一覧
サクソバンク証券 取引手数料とその他コスト
サクソバンク証券 取引説明書
サクソバンク証券 証券CFD取引で約定代金が100万円の建玉を持ち越した場合に発生するオーバーナイト金利の概算値を教えて下さい
IG証券 CFD取引の詳細に関して
IG証券 株価指数CFD銘柄詳細情報
CFDシータ CFD会社のオーバーナイト金利を徹底比較
CFDシータ CFDの価格調整額とは何か

今後ともよろしくお願いいたします。
Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる! 2020年2月2日 【証券分析】ベンジャミン・グレアムの「論理」は間違いだったのか

戦況報告は基本週一回を予定しております。