Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
ポイントは三つあります。
①コロナショック発生
米国株式市場は、2020年2月19日(水)をピークに株価下落に転じました。
新型コロナウイルスの感染拡大の経済活動への悪影響が意識され、
リスクオフの動きが急加速しています。
欧州を含む世界の株式市場で株価下落が顕著に進み、
さながら「コロナショック」の様相を呈しています。
この影響を受け、薔薇の艦隊も大幅下落となりました。
②円高回帰
2020年2月20日(木)に1ドル112円台前半をつけたドル円相場が、
コロナショックの影響で、円高に回帰、一時107円50銭台をつけました。
世界の主要通貨に対して、円高が進行しています。
③日本社会の混乱
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、
2020年2月25日(火)日本政府は基本方針を決定しました。
主に「外出の自粛」や「テレワークの推進」等を呼びかける内容です。
これに続き、2月28日(金)全国すべての小中学校や高校等に、
3月2日(月)から春休みに入るまで臨時休校とするよう要請しました。
一方、生活物資の不足が顕在化しています。
マスクだけでなく、トイレットペーパーやティッシュペーパー等が、
店頭の棚から消える異常事態となっています。
転売屋の横行に規制をかけようとしない政府の姿勢に、
人々が不安にかられ、朝から行列を作り、さらなる買い占めに走るなど、
悪循環に陥りつつあります。
3月1日(日)10:30時点で、クルーズ船を含む日本国内の感染確認は、
947人に達しました。
政府の基本方針によると、軽度の症状の場合は、自宅療養を原則としており、
感染有無の検査を受けるには、
一定の条件を満たした重症の場合に限られていることから、
実際の感染者数は相当数に上ると考えられます。
2月29日(土)安倍晋三首相が記者会見を行い、
政府の取り組みの説明と、国民の理解と協力を呼びかけましたが、
沈静化の気配が見当たらないなか、社会の混乱がしばらく続きそうです。
GAFA【GOOGL / AAPL / FB / AMZN】の株価推移です。
① 直近一ヶ月
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
「空母建造プロジェクト」の進捗報告は、
リーダーのマリア少将、よろしく頼む。
Ⅶ)空母建造プロジェクト
まず、殿下の訓示をおさらいします。
【エディ王子の訓示】
今後、第二のリーマンショックが到来したとき、
株価暴落の「底値」のタイミングを見極め、
その時点で、現物株から株価指数CFD(ナスダック100【NDX】)
に全面的に切り替えたいと思う。これはとても重要な意味を持つ。
薔薇の艦隊の編成が、「戦艦」から「空母」へ変貌することを意味するからだ。「空母」を称する理由は、
買いから参戦するロング、売りから参戦するショート、
強制決済を意識した、ハイリスク・ハイリターンの取引は、
さながら「空中戦」を連想させるからだ。さらに、ナスダック100【NDX】は、
ナスダック上場の精鋭百銘柄で構成されている。
これはすなわち、空母の艦上に搭載された「百機の戦闘機」のようなものだ。第二のリーマンショック到来後、我々は空母による戦いで勝ちに行く。
よって、市況の変化を常時観測する専門部隊の正式名称は、
「空母建造プロジェクトチーム」とする。2020年2月16日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年2月14日終値 より引用
市況の変化を常時観測し、株価暴落の「底値」のタイミングを見極めること。
これが、私たち「空母建造プロジェクトチーム」のミッションです。
早速、「乖離率」の指標を用いて、
「コロナショック速報」を配信開始しました。
2020年2月28日(金)終値現在の直近乖離率は、12%となっています。
津波の如く、第二波、第三波とあるだろう。
それに、リーマンショックは、
乖離率マイナス150%ラインを超えるほどの暴落だった。
それに比べれば、今回のコロナショックは、
現時点では、まだまだ暴落とはいえない。
暴落があるとすれば、これからだ。
注視を続けよう。
こういうとき、裏付けのある「現物株」は強い。
放置していても「強制決済」の不安は皆無だ。
右往左往せずにいられる。
いずれ元に戻るのを待っていればよい。気楽だ。
これに対し、CFDやFX等の「レバレッジ投資」は、
強制決済の恐怖と戦わねばならず、常に出口戦略と表裏一体だ。
市況の変化に敏感でなければ、生き残っていけない厳しい世界だ。
右往左往、と言えば、
東京事変の椎名林檎には、困ったものでございますな。
自粛ムードを無視し、ライブを決行するとは。
皆の迷惑を考えろ、といいたい。
自由投資同盟の同盟歌「獣ゆく細道」にも傷がつくというものだ。
前週の課題につきまして、報告させていただきます。
二番底にどう備えるか。
これが次なる課題だな。「歴史は繰り返す」ともいう。
リーマンショックの「一番底」と「二番底」について、
さらに詳しく調べてみて欲しい。2020年2月23日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年2月21日終値 より引用
ドルチェが横槍を入れるものだから、話が椎名林檎に飛んでしまった。
リーマンショック当時の状況を深く知りたい。
詳細は、ペリドット少佐から説明します。
リーマンショックの発端は、サブプライムローン問題でした。
ひとことでいうと、米国の住宅ローンの不良債権化問題です。
これが原因で発生したのが「一番底」でした。
発生日は2008年3月10日、
ナスダック100【NDX】は、終値ベースで1673.03をつけました。
このときの乖離率はマイナス48%でした。
残念なことに、金融危機はこれで終息しませんでした。
サブプライムローン問題で多大な損失を抱えた米国投資銀行、
リーマン・ブラザーズ・ホールディングス
(Lehman Brothers Holdings Inc.)が、一番底の半年後、
2008年9月15日、連邦倒産法第11章(チャプター・イレブン)の適用を、
連邦裁判所に申請、米国史上最大の倒産(経営破綻)となりました。
これが世界連鎖的な信用収縮による金融危機を招きました。
「百年に一度」と形容されるほどの株価暴落を引き起こし、
2008年11月20日、ナスダック100【NDX】は「二番底」をつけました。
終値ベースで1036.51を記録、
結果的にこれがリーマンショックの底値となりました。
このときの乖離率はマイナス205%でした。
その後、若干持ち直したものの、不安定な株価変動が続き、
約四ヶ月後の2009年3月9日、最大余震といえる「三番底」が発生しました。
ナスダック100【NDX】は、終値ベースで1043.87をつけました。
このときの乖離率はマイナス126%でした。
最初の「一番底」の発生日が2008年3月10日でしたから、
そのほぼ一年後に「三番底」が発生したことになります。
リーマンショックと肩を並べるほどの大規模な金融危機に発展するか、
予断を許さない状況です。
新型コロナウイルスの感染拡大が、生産や物流、消費の停滞をもたらし、
世界不況を招くことは容易に想像できます。
今後、有力企業の業績悪化が決算発表で顕在化すれば、
更なる株価下落があると想定しておくのが賢明です。
ペリドット少佐から説明がありましたように、リーマンショックの際は、
「一番底」から「三番底」まで、約一年の期間があり、
そのなかの「二番底」で底値をつけました。
ここで申し上げたいことは、
デイトレーダーの感覚で、相場の綾を取る投資手法では、やけどを負います。
長丁場と心得て、じっくりと腰を据えて「底値」を見極めるべきです。
まして、私たちはレバレッジ投資が初心者であることから、
決して無理せず、低レバレッジで株価指数CFDに臨むべきと考えます。
レバレッジは、せいぜい二倍程度が安全圏内かと推測します。
「二番底にどう備えるか?」の答えとしては、
乖離率がマイナス50%ラインに到達したからといって、安易に飛びつかない。
マイナス150%ラインに到達してから、
株価指数CFD全面切り替えの検討を始めても、決して遅くない、
ということです。
株価指数CFD全面切り替えの最終決断は、
薔薇の艦隊の提督たる私が、全責任をもって決断する。
「乖離率がマイナス50%ラインに到達したからといって、安易に飛びつかない。
マイナス150%ラインに到達してから、
株価指数CFD全面切り替えの検討を始めても、決して遅くない」
マリア少将の提言、心に留めておこう。
確かに、我々はレバレッジ投資において初心者だ。
低レバレッジ、二倍程度が安全圏内か。
その場合、現行の旗艦三銘柄
(マイクロソフト【MSFT】、ビザ【V】、マスターカード【MA】)
を現物株のまま保有しているのと、
パフォーマンスは大して変わらないかもしれんな。
実際のところどうなのか、
旗艦三銘柄とナスダック100【NDX】のパフォーマンス比較をしてみよう。
(次週に続く)
今後ともよろしくお願いいたします。
戦況報告は基本週一回を予定しております。