【戦況報告】 2020年5月1日終値

ドルチェ
薔薇の艦隊の戦況を御報告申し上げます。

戦況報告は基本週一回を予定しております。

Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移

ドルチェ
はじめに、薔薇の艦隊の「株価推移」を御報告申し上げます。

① 直近一ヶ月


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

紫:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

② 直近一年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

紫:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

③ 直近五年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

紫:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

ローズ
直近一週間の動向です。

①日銀 国債を無制限購入
2020年4月27日(月)
日銀は金融政策決定会合を開き、
新型コロナウイルスの感染拡大で厳しさを増す景気を下支えするため、
金融緩和を決めました。

年間80兆円をめどとしている国債購入の上限を撤廃し、
「当面、さらに積極的な買い入れを行う」との方針を表明しました。

②日本 緊急事態宣言延長へ
2020年5月1日(金)
安倍首相は、5月6日(水)に期限を迎える緊急事態宣言について、
対象地域を全国としたまま、1ヶ月程度延長することを、
5月4日(月)に決定する方針を明らかにしました。

③薔薇の艦隊 四半期決算発表
護衛艦【DFS】を除いて、EPS・売上高ともに予想を上回る決算となりました。

【MSFT】2020年4月29日(水)発表
EPS 予想 $1.29 → 実績 $1.40
売上高 予想 $33.99B → 実績 $35.02B

【V】2020年4月30日(木)発表
EPS 予想 $1.35 → 実績 $1.39
売上高 予想 $5.76B → 実績 $5.85B

【MA】2020年04月29日(水)発表
EPS 予想 $1.75 → 実績 $1.83
売上高 予想 $4.00B → 実績 $4.01B

【DFS】2020年04月22日(水)発表
EPS 予想 $0.72→ 実績 $-0.25
売上高 予想 $2.88B → 実績 $2.89B

エディ
あらためて、米国株ポートフォリオ「薔薇の艦隊」の運用について、
基本方針をおさらいしよう。

【基本方針】

①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。

②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。

旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)

③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。

主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】

④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。

護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。

⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。

Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額

ドルチェ
次に、薔薇の艦隊の「評価額」を御報告申し上げます。

Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益

ドルチェ
続きまして、薔薇の艦隊の「評価益」を御報告申し上げます。

プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。

Ⅳ)旗艦 評価益

ドルチェ
さらに、旗艦三銘柄の「評価益」を御報告申し上げます。

① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】

② 第一副旗艦: ビザ【V】

③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】

Ⅴ)護衛艦 評価益

ドルチェ
最後に、護衛艦の「評価益」を御報告申し上げます。

護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

Ⅵ)所感

エディ
薔薇の艦隊の編成は「現状維持」とする。

「空母建造プロジェクト」の進捗報告は、リーダーのマリア少将、よろしく頼む。

Ⅶ)空母建造プロジェクト

マリア
プロジェクトの進捗状況について報告します。

まず、殿下の訓示をおさらいします。

【エディ王子の訓示】

今後、第二のリーマンショックが到来したとき、
株価暴落の「底値」のタイミングを見極め、
その時点で、現物株から株価指数CFD(ナスダック100【NDX】)
に全面的に切り替えたいと思う。

これはとても重要な意味を持つ。
薔薇の艦隊の編成が、「戦艦」から「空母」へ変貌することを意味するからだ。

「空母」を称する理由は、
買いから参戦するロング、売りから参戦するショート、
強制決済を意識した、ハイリスク・ハイリターンの取引は、
さながら「空中戦」を連想させるからだ。

さらに、ナスダック100【NDX】は、
ナスダック上場の精鋭百銘柄で構成されている。
これはすなわち、空母の艦上に搭載された「百機の戦闘機」のようなものだ。

第二のリーマンショック到来後、我々は空母による戦いで勝ちに行く。

よって、市況の変化を常時観測する専門部隊の正式名称は、
「空母建造プロジェクトチーム」とする。

2020年2月16日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年2月14日終値 より引用

マリア
殿下の訓示にありますように、
市況の変化を常時観測し、株価暴落の「底値」のタイミングを見極めること。
これが、私たち「空母建造プロジェクトチーム」のミッションです。

2020年5月1日(金)終値現在の直近乖離率は、プラス18%です。

エディ
レッドライン(乖離率マイナス150%)に到達しない限り、
現物株から株価指数CFDへの全面切り替えは決断しない。

全面切り替えがあるにせよ、ないにせよ、事前の戦法考察が必要だ。

ペリドット少佐、ナスダック100【NDX】のテクニカル分析を報告せよ。

ペリドット
ローソク足が長期移動平均線を上回る一週間でした。
ただし、最終日5月1日(金)強い売り圧力が確認されました。

米国株に格言があります。

“Sell in May, and go away; don’t come back until St Leger day.”

「相場が高い5月に売って、相場から離れろ。
9月のセント・レジャー・デー(9月第二土曜日)まで戻って来るな。」

この格言に従えば、これから夏場は軟調な展開が予想されます。

エディ
トレードによる「利益の最大化」が目下の課題だ。

前週の戦況報告で、マリア少将から興味深いチャートを示してくれた。

マリア
紫色で囲んだ部分に、利益最大化のヒントが隠されています。
エディ
株価指数が下落する局面において、
RCI はどう反応するのか?

最初に反応するのは、短期RCI だ。
大きく下落して始まる。

次に下落するのは中期RCI。

最後に長期RCI だ。
時間をかけてゆっくりと下落していく。

そして最終的に短期・中期・長期が底辺に収斂していく。

これが基本的な RCI のメカニズムだな。

マリア
仰せの通りです。

短期→中期→長期の順に反応します。

エディ
鳥居先生の言う「3重底」というのは、
短期・中期・長期の三種の RCI が底に張り付いた状態だ。

これが、利益最大化のひとつのタイミングとなる。

マリア
そうです。

一方で、殿下は、コロナショックの一番底で、
その「3重底」が形成されなかった点を指摘されました。

エディ
下落と上昇のスピードが速すぎた。

「3重底」が形成される前に、上昇に転じてしまったというわけだ。

「3重底」になるのを待っていたら、
コロナショックの一番底で利益を得るチャンスを逃していた。

マリア
そのような場合、
どのようにして「利益の最大化」を実現したらよいのか、
ということが課題となります。
エディ
先程の RCI のメカニズムからすれば、
そうか、短期・中期・長期 三つの RCI を合算すればよい。

マイナスが極大になったところが、売られ過ぎの極大値だ。

マリア
仰せの通りです。

殿下のおっしゃることをグラフにしてみました。

短期・中期・長期の三つを合算したものとなります。

エディ
よし、これだ。

これを今後、「MRCI」と呼ぶことにしよう。

マリア
エム・アール・シー・アイ、でございますか?
エディ
そうだ。

最初のエムは、マリア少将の頭文字だ。

つまり、「MRCI」とは「Maria RCI」という意味だ。

マリア
ありがたき幸せにございます。
エディ
この「MRCI」を、早速、ナスダック100【NDX】にあてはめてみよう。
マリア
承知いたしました。

・・・

こちらになります。

エディ
できた。これでいこう。

指標として使えそうだ。

ひとつの目安として、
マイナス80%の3倍となるマイナス240%を「売られ過ぎ」の基準線としよう。

マイナス240%からマイナス300%の範囲にあれば、
「売られ過ぎ」と判断しよう。

マリア少将、頼みたいことがある。
MRCI を、基本二十七陣形に追加してほしい。

マリア
承知いたしました。
エディ
我々には、まだ気づいていないことが、たくさんある。

私が思うに、万能の指標は、存在しないと思う。

おそらく、MRCI とて、万能ではないだろう。

MRCI の長所・短所を見極め、
基本二十七陣形から得られる知見を、実戦に活用していこう。

(次週に続く)

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