Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)所感
学者の植田和男さんが起用されることになったわね。
2023年2月11日(土)TBS NEWS DIG
“サプライズ人事” 日銀新総裁に植田和男氏を起用へ
記者団に「金融緩和の継続必要」 学者起用は戦後初
金融緩和の継続は必要なのかもしれない。
正直なところ、日本経済にとって金融緩和は、
「やめるにやめられない」政策になっている。
なぜなら、今すぐにやめれば、
金利負担の上昇であらゆるところで軋みが生じるからだ。
だからこそ、金利上昇に耐えられる経済成長が必要なわけだが、
財政均衡を重視する財務省は、財政支出の拡大には慎重な立場だ。
政府として、民間に賃上げを要請するだけでは、
日本経済の活性化は極めて緩慢なものとなろう。
日銀として打てる手は打ってきたし、植田さんも続けるだろうが、
日銀だけでは限界がある。
政府が仕組みを根本的に改めようと努力しない限り、
補助金ばらまきの対症療法が、今後も延々と繰り返されることになる。
それに引き換え、米国経済のなんと強靭なことか。
発表される米国経済指標が強すぎて、
政策金利の引き上げがまだまだ続きそうなことに、
市場参加者が気付き始めている。
日本と米国、どちらにつくか?
私は無論、米国だ。
経済が強すぎて株価が上がりにくい状況、
なんと贅沢な悩みであろうか。
本当に米国がうらやましいと思う。