Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)所感
●2023年6月26日(月)NewsPicks /ニューズピックス
これであなたも「億り人」?カリスマ投資家が明かす “億”超えルーティーン
個別株で勝つなら、とにかく大量の情報を収集すること。
財務諸表の精査は必須ね。
では執事ドルチェのように、
朝から晩まで会社勤めしているような一般の個人投資家に、
そこまでの時間を確保できるのか、現実的な問題がある。
土日の休みくらいは、何も考えずに休みたいのが本音です。
でないと、疲れが取れませんから。
あと、美食探訪でリフレッシュしたいというのもありますし。
時価総額のランキング上位の競争が自動的に行われ、
我々はその結果にただ乗っかっていればいい。
その会社の株が買われ、時価総額が上がっていきます。
反対に、市場から評価されなくなった会社は、
時価総額が下がっていきます。
S&P500【SPX】なら、時価総額上位500社の集まりですから、
強いものだけが残り、弱いものは自動的に淘汰されていきます。
こちらが努力して銘柄を取捨選択しなくても、
自動的に入れ替えが行われる画期的な仕組みと言えます。
そして、経済は長期的に成長するもの、という前提に立てば、
上位500社を持ち続けるだけで、長期的に資産が増えていく。
なんと有利な投資法ではないか。
井村さんがやっている銘柄の取捨選択と、
市場の取捨選択が常時一致しているなら裏切らないと言えるでしょうが、
そんなことはありえないわけで、
努力しても予想が外れるときは外れるものです。
自分が良い会社だと思っても、市場がその良さを理解できず、
低評価のまま放置されているものだってあるでしょうし。
それがいつ日の目を見るかなんて、わかりゃしませんよ。
低評価なのはもっと他に理由があるのかもしれないですし、
結局、市場の評価を今、素直に受け入れることでしか、
前に進めないのではないでしょうか。
大量の情報に基づいて、どんなに客観的に分析しているつもりでも、
どうしても個人の主観や嗜好が影響してしまう。
厳しい言い方だが、個人の期待に過ぎないのかもしれないのだ。
そもそも株価は市場が決めるものであって、
個人の一存で操作できるものでない。
苦労して選んだものほど、熱い思い入れがあるだけに、
なかなか方針転換できなくなる、という負の側面もある。
それって井村さんが強みとする個別株(お宝銘柄)の話じゃなくて、
結局インデックス投資に通じる話よね。
インデックス投資で気楽に生きていきたいと思っております。