(マイナス37%→マイナス7%→マイナス49%)
米国のFRB(連邦準備制度理事会)は緊急利下げを実施した。
リーマンショック以来の「ゼロ金利」導入である。
今回、利下げのカードを一気に切ってしまったことが、
かえって裏目に出た。
3月16日(月)の米国株式市場で、サーキットブレーカーが発動された。
コロナショックで三回目だ。
利下げでコロナ騒動は解決しない。
誰もが分かっているからこそ、一気にゼロ金利のカードを切ったことで、
事態の深刻さを認識させ、さらなる恐怖感をあおることとなってしまった。
市場心理のパニックは、ワクチンが開発されるまで、おさまる気配がない。
乱高下を繰り返すなか、高いレバレッジをかけて投資するのは自殺行為に等しい。
あえて勝負に出るなら、現物株と同じレバレッジ1倍。
乱高下を見ていて、私はそう確信した。
それでも損する可能性があるのだから、
相場の綾で儲けるのがいかに難しいことか。
市場心理が落ち着くまで、静観が無難だ。