【戦況報告】 2020年3月13日終値

ドルチェ
薔薇の艦隊の戦況を御報告申し上げます。

戦況報告は基本週一回を予定しております。

Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移

ドルチェ
はじめに、薔薇の艦隊の「株価推移」を御報告申し上げます。

① 直近一ヶ月


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

② 直近一年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

③ 直近五年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

ローズ
直近一週間の動向です。

ポイントは三つあります。

①パンデミック
2020年3月11日(水)
WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルス感染拡大について、
「パンデミック(世界的流行)」と表明しました。

これを受け、同日の米国時間夜、トランプ大統領は、
英国を除く欧州から米国への30日間入国禁止を発表しました。

続いて3月13日(金)
トランプ大統領は「国家非常事態宣言」を発表しました。

②為替動乱
3月9日(月)ドル円相場が大きく動き、
一時、1ドル101円台前半に急騰しました。

その後、円安が進み、
3月14日(土)未明に1ドル108円台前半をつける場面がありました。

③コロナショック 暴落局面に突入
米国株式市場で、売りが売りを呼び、
相場安定のための取引停止措置「サーキットブレーカー」が、
同じ週に2回も発動される異常事態となりました。

1回目は3月9日(月)、2回目は3月12日(木)でした。

特に2回目の3月12日(木)は「暴落」の様相を呈し、
NYダウは、終値で下落率9.99%に達しました。

これは1987年の「ブラックマンデー(下落率22.6%)」以来の暴落です。

しかし、翌日3月13日(金)、
トランプ大統領の国家非常事態宣言を受け、
新型コロナウイルス対策への期待感から、
米国株式相場は過去最大の急反発となりました。

乱高下する相場に、市場心理はパニックに陥っています。

ドルチェ
比較のために、ナスダック100【NDX】と、
GAFA【GOOGL / AAPL / FB / AMZN】の株価推移です。

① 直近一ヶ月


青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

② 直近一年


青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

③ 直近五年


青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

エディ
あらためて、米国株ポートフォリオ「薔薇の艦隊」の運用について、
基本方針をおさらいしよう。

【基本方針】

①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。

②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。

旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)

③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。

主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】

④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。

護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。

⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。

Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額

ドルチェ
次に、薔薇の艦隊の「評価額」を御報告申し上げます。

Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益

ドルチェ
続きまして、薔薇の艦隊の「評価益」を御報告申し上げます。

プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。

Ⅳ)旗艦 評価益

ドルチェ
さらに、旗艦三銘柄の「評価益」を御報告申し上げます。

① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】

② 第一副旗艦: ビザ【V】

③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】

Ⅴ)護衛艦 評価益

ドルチェ
最後に、護衛艦の「評価益」を御報告申し上げます。

護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

Ⅵ)所感

エディ
薔薇の艦隊の編成は「現状維持」とする。

「空母建造プロジェクト」の進捗報告は、
リーダーのマリア少将、よろしく頼む。

Ⅶ)空母建造プロジェクト

マリア
プロジェクトの進捗状況について報告します。

まず、殿下の訓示をおさらいします。

【エディ王子の訓示】

今後、第二のリーマンショックが到来したとき、
株価暴落の「底値」のタイミングを見極め、
その時点で、現物株から株価指数CFD(ナスダック100【NDX】)
に全面的に切り替えたいと思う。

これはとても重要な意味を持つ。
薔薇の艦隊の編成が、「戦艦」から「空母」へ変貌することを意味するからだ。

「空母」を称する理由は、
買いから参戦するロング、売りから参戦するショート、
強制決済を意識した、ハイリスク・ハイリターンの取引は、
さながら「空中戦」を連想させるからだ。

さらに、ナスダック100【NDX】は、
ナスダック上場の精鋭百銘柄で構成されている。
これはすなわち、空母の艦上に搭載された「百機の戦闘機」のようなものだ。

第二のリーマンショック到来後、我々は空母による戦いで勝ちに行く。

よって、市況の変化を常時観測する専門部隊の正式名称は、
「空母建造プロジェクトチーム」とする。

2020年2月16日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年2月14日終値 より引用

マリア
殿下の訓示にありますように、
市況の変化を常時観測し、株価暴落の「底値」のタイミングを見極めること。
これが、私たち「空母建造プロジェクトチーム」のミッションです。

2020年3月13日(金)終値現在の直近乖離率は、マイナス7%となっています。

なお、ブラックマンデー以来の暴落となった3月12日(木)は、
直近乖離率マイナス37%を記録しました。

エディ
コロナショックは暴落局面に突入した。

いよいよ、空母建造の準備にかかるか。

それにはまず、基本方針を定めなければならない。

大きく二つ。

①入口戦略
②出口戦略

マリア少将、①の入口戦略については、よくわかっているな?

マリア
はい、入口戦略とは、株価暴落の「底値」を見極め、
直近乖離率が「マイナス150%」(グラフのレッドライン)に到達した時点で、
参戦エントリーを検討する、ということです。

空母を建造し、
ロング(買いポジション)で株価指数CFD【NDX】を始める
(参戦エントリーする)ための条件となります。

エディ
その通りだ。

今回のコロナショックが、どれだけの暴落となるか。
今後も注視を続けていくが、結局のところ、「直近乖離率」次第だ。

リーマンショック級の「マイナス150%」に達すれば、参戦を検討する。
そうでなければ、無理に参戦しない。

これは、リーマンショックの事例に学び、
二番底で強制決済に遇うことを、なんとしても回避したいからだ。

慎重を期して参戦を決める。

結果として「参戦見送り」となったとしても、それはそれで結構だ。
それくらい用心深くてちょうどいい。
強制決済の恐怖を甘く見てはいけないからだ。

マリア
殿下、問題は「参戦後」のことです。

前回の戦況報告で、殿下は次のように仰せでした。

今後、コロナショックが暴落の域に達し、
株価指数CFDに全面的に切り替えるときが来たら、
その後のことを考えなければならない。

つまり、空母を建造した後の、具体的な戦い方だ。

底値を狙い、
ロング(買いポジション)の強制決済のリスクを極小化したとしても、
リスクがゼロになることはない。

強制決済を回避する戦法を、考えておくことが必要だ。

我々は初心者ゆえ、そのノウハウの蓄積がまだない。
これが次なる課題だな。

2020年3月9日(月)投稿記事
【戦況報告】 2020年3月6日終値 より引用

エディ
そうだ。戦法考察こそ、②の出口戦略の話だ。

強制決済のリスクがゼロではない以上、
いつどんなときにロング(買いポジション)を解消するか、
その条件をあらかじめ決めておく必要がある。

マリア
御意にございます。

無視できるほどの少額投資であれば、
思い切って「見捨てる」こともできましょう。

しかし、殿下は「全面切り替え」をお望みです。

この意味はとても重く、
強制決済されれば、全資産を失います。

したがいまして、強制決済されるのを黙って見ているわけにはいきません。

強制決済を回避するための条件は、人によって様々でしょうが、
生き残っている投資家は、必ずなにかしらの「損切ルール」を定めています。

薔薇の艦隊に適した「損切ルール」を定めることが、戦法考察には必須です。

エディ
その通りだ。

損切ルールの確立こそ、戦法考察そのものだ。
これについて、じっくりと考えていくことにしよう。

損切ルールのほかに考えておくべきことはないか?

ペリドット少佐はどう思う?

ペリドット
はい、損切ルールのほかに考えるべきことがあるとすれば、
それは「再エントリールール」ではないでしょうか?

長期的に見れば、米国株は右肩上がりで上昇しているわけですから、
一旦損切で強制決済を回避した後、なにかしらの条件を定め、
再エントリーの機会をうかがうことが大切だと考えます。

エディ
なるほど。再エントリールールか。

損切ルールと再エントリールール、
これはレバレッジ投資を長期間に渡って成功させるために、
両方とも必須となるな。

強制決済を回避するため、適時適切に参戦し、資産を増やす。

一方で、参戦すべきでないときには撤退し、資産を守る。

米国株が総じて右肩上がりとはいえ、
リーマンショックやコロナショックのような暴落局面において、
ロング(買いポジション)の持ちっぱなしは、ありえない。

レバレッジを掛けている以上、強制決済のリスクにさらされているのだから。

(次週へ続く)

ドルチェ
オザワークスさん、コメントに御返答いただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

 2020年3月9日 CFDがピンチ! GMOクリック証券からロスカットアラートのメールが来ちゃったよ!

 2020年3月11日 CFD逝く。強制ロスカットを初体験。株が下がるときはこんなにもエグかった

ドルチェ
和製バフェットさん、コメントに御返答いただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

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