【底値買いに役立つ指標①】ペリドットウェーブとは?

【底値買いに役立つ指標①】ペリドットウェーブとは?

読者の方から「グラフ(チャート)の見方がわからない」
と御指摘をいただきましたので、
今回は、当ブログで使用している指標のひとつ
「ペリドットウェーブ」について説明させていただきます。

エディ
株価や為替等、相場の推移グラフ(いわゆる「チャート」)を使用して、
適切な売り買いのタイミングを探る方法を、「テクニカル分析」といいます。

テクニカル分析の代表的な指標に、
「ローソク足」や「移動平均(MA)」、
「ボリンジャーバンド」「MACD」などがあります。

数多くの指標があるなかで、
当ブログでは、ふたつの指標を使用しています。

ひとつは「ペリドットウェーブ」
もうひとつは「マリアRCI」です。

これらは、当ブログ用にアレンジした名称となります。

なぜ私が、このふたつの指標を使用しているのかといいますと、
昨年のコロナショックの底値を探るなかで、
もっとも使いやすく、そして、わかりやすい指標だと感じたからです。

あいにく、私がそのことを実感したのは、
コロナショックの底値をつけた後でした。

当時、私はテクニカル分析に興味を持ち始めて間もない頃で、
FXトレーダーの鳥居万友美先生の著書を読むなどして、
勉強を始めたばかりでした。

今に至っては、来たるべき、次の暴落に備え、
そのときこそ「底値買い」できるように、
これらの指標を活用しようと考えているところです。

今回は、指標のひとつ、
ペリドットウェーブに焦点を当てて、説明することといたします。

専門用語はできるだけ避け、
わかりやすく説明できたらと考えています。

もし、説明のなかで、御不明な点がございましたら、
なんなりとコメントで御質問をお寄せください。
大歓迎です。お待ちしております。

それでは、ペリドットウェーブとは何なのか、
ひとことで申し上げますと、
買われ過ぎ、売られ過ぎを調べるのに役立つ指標です。

実は、これ自体は、もうひとつのマリアRCIも同じことがいえます。

なにが違うかといいますと、
ペリドットウェーブは、
「移動平均からの乖離率(マイナス20%)」という視点で、
買われ過ぎ、売られ過ぎを判定しようというものです。

テクニカル分析のなかで、
「エンベロープ」という指標があるのですが、
ペリドットウェーブは、そのなかのひとつです。

エンベロープのイメージを理解していただくため、
まずは、下記のチャートを御覧ください。

エディ
赤いラインが、株価です。
ここでは、日次終値ベースではなく、
日次安値ベースで示しています。

底値は安値で発生するものですので、
底値買いのタイミングを考える際、
私は日次安値ベースで考えるようになりました。

株価の50日間の平均値を示したものが、
中央の黄色のライン「MA50」となります。

なお、MAというのは、
「Moving Average」の頭文字をとった略称であり、
文字通り、「移動平均」という意味です。

平均値をつなげて(移動させて)つくったラインなので、
「移動平均線」と呼ぶのが正式名称のようです。

このMA50を基準に、平行したラインが上下に描かれています。
これらが「エンベロープ」と呼ばれるものです。

この姿、あたかも帯(バンド)のように見えることから、
エンベロープのことを別名「移動平均線乖離率バンド」ともいいます。

移動平均から10%高いライン(MA50+10%)、20%高いライン(MA50+20%)、
といったように、
上にいけばいくほど、平均からかけはなれた(乖離した)ラインとなります。

反対に、
移動平均から10%低いライン(MA50-10%)、20%低いライン(MA50-20%)、
といったように、
下にいけばいくほど、平均からかけはなれた(乖離した)ラインとなります。

当ブログでは、
エンベロープのうち「MA50-20%」を、
特別に「ペリドットウェーブ」と呼ぶことにしています。

なぜかといいますと、
コロナショックを振り返った時、
「ペリドットウェーブ」に接触したときに、暴落の底値をつけたからです。

つまり、「売られ過ぎ」として底値買いに使えるラインが、
「ペリドットウェーブ」だったというわけです。

この指標は、来たるべきコロナショック級の暴落に対しても、
有効に活用できるのではないかと考えています。

下に示すように、ピンクで囲った部分が絶好のタイミングです。

株価がペリドットウェーブに接触し、
さらに下回ったとき、底値買いの好機だと考えているのです。

エディ
いかがでしょうか?

ここまで、なにかご不明な点がありましたら、なんなりとお尋ねください。

最後に、ペリドットウェーブの名前の由来についてです。
海軍少佐ペリドットの髪のウェーブにちなんで名付けられました。

これは、ペリドット少佐の上司にあたるマリア少将から、
是非にということで贈られた名前です。

というわけで、
ペリドット少佐から読者の皆さんに御挨拶をさせていただきます。

ペリドット
読者の皆さん、こんにちは。海軍少佐のペリドットです。
マリア少将のもとで、秘書をさせていただいております。
今後ともよろしくお願いいたします。
エディ
次回は、もうひとつの指標、
マリア少将にちなんだ「マリアRCI」の説明をさせていただきます。

なお、当ブログは、執筆開始当初からアフィリエイト目的ではありません。
まして「note」のように、情報を切り売りすることで小遣い稼ぎしようとは、
「露ほども」考えておりません。

私共、薔薇の艦隊のメンバーすべてに共通する誇り高い矜持です。

有益な情報を皆さんと共有し、高みを目指す同志として、
これからもともに歩んでいけたらと心より願っております。

いつも御愛読くださり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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