【底値買いに役立つ指標①】ペリドットウェーブとは?
読者の方から「グラフ(チャート)の見方がわからない」
と御指摘をいただきましたので、
今回は、当ブログで使用している指標のひとつ
「ペリドットウェーブ」について説明させていただきます。
ここでは、日次終値ベースではなく、
日次安値ベースで示しています。
底値は安値で発生するものですので、
底値買いのタイミングを考える際、
私は日次安値ベースで考えるようになりました。
株価の50日間の平均値を示したものが、
中央の黄色のライン「MA50」となります。
なお、MAというのは、
「Moving Average」の頭文字をとった略称であり、
文字通り、「移動平均」という意味です。
平均値をつなげて(移動させて)つくったラインなので、
「移動平均線」と呼ぶのが正式名称のようです。
このMA50を基準に、平行したラインが上下に描かれています。
これらが「エンベロープ」と呼ばれるものです。
この姿、あたかも帯(バンド)のように見えることから、
エンベロープのことを別名「移動平均線乖離率バンド」ともいいます。
移動平均から10%高いライン(MA50+10%)、20%高いライン(MA50+20%)、
といったように、
上にいけばいくほど、平均からかけはなれた(乖離した)ラインとなります。
反対に、
移動平均から10%低いライン(MA50-10%)、20%低いライン(MA50-20%)、
といったように、
下にいけばいくほど、平均からかけはなれた(乖離した)ラインとなります。
当ブログでは、
エンベロープのうち「MA50-20%」を、
特別に「ペリドットウェーブ」と呼ぶことにしています。
なぜかといいますと、
コロナショックを振り返った時、
「ペリドットウェーブ」に接触したときに、暴落の底値をつけたからです。
つまり、「売られ過ぎ」として底値買いに使えるラインが、
「ペリドットウェーブ」だったというわけです。
この指標は、来たるべきコロナショック級の暴落に対しても、
有効に活用できるのではないかと考えています。
下に示すように、ピンクで囲った部分が絶好のタイミングです。
株価がペリドットウェーブに接触し、
さらに下回ったとき、底値買いの好機だと考えているのです。
ここまで、なにかご不明な点がありましたら、なんなりとお尋ねください。
最後に、ペリドットウェーブの名前の由来についてです。
海軍少佐ペリドットの髪のウェーブにちなんで名付けられました。
これは、ペリドット少佐の上司にあたるマリア少将から、
是非にということで贈られた名前です。
というわけで、
ペリドット少佐から読者の皆さんに御挨拶をさせていただきます。
マリア少将のもとで、秘書をさせていただいております。
今後ともよろしくお願いいたします。
マリア少将にちなんだ「マリアRCI」の説明をさせていただきます。
なお、当ブログは、執筆開始当初からアフィリエイト目的ではありません。
まして「note」のように、情報を切り売りすることで小遣い稼ぎしようとは、
「露ほども」考えておりません。
私共、薔薇の艦隊のメンバーすべてに共通する誇り高い矜持です。
有益な情報を皆さんと共有し、高みを目指す同志として、
これからもともに歩んでいけたらと心より願っております。
いつも御愛読くださり、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
適切な売り買いのタイミングを探る方法を、「テクニカル分析」といいます。
テクニカル分析の代表的な指標に、
「ローソク足」や「移動平均(MA)」、
「ボリンジャーバンド」「MACD」などがあります。
数多くの指標があるなかで、
当ブログでは、ふたつの指標を使用しています。
ひとつは「ペリドットウェーブ」
もうひとつは「マリアRCI」です。
これらは、当ブログ用にアレンジした名称となります。
なぜ私が、このふたつの指標を使用しているのかといいますと、
昨年のコロナショックの底値を探るなかで、
もっとも使いやすく、そして、わかりやすい指標だと感じたからです。
あいにく、私がそのことを実感したのは、
コロナショックの底値をつけた後でした。
当時、私はテクニカル分析に興味を持ち始めて間もない頃で、
FXトレーダーの鳥居万友美先生の著書を読むなどして、
勉強を始めたばかりでした。
今に至っては、来たるべき、次の暴落に備え、
そのときこそ「底値買い」できるように、
これらの指標を活用しようと考えているところです。
今回は、指標のひとつ、
ペリドットウェーブに焦点を当てて、説明することといたします。
専門用語はできるだけ避け、
わかりやすく説明できたらと考えています。
もし、説明のなかで、御不明な点がございましたら、
なんなりとコメントで御質問をお寄せください。
大歓迎です。お待ちしております。
それでは、ペリドットウェーブとは何なのか、
ひとことで申し上げますと、
買われ過ぎ、売られ過ぎを調べるのに役立つ指標です。
実は、これ自体は、もうひとつのマリアRCIも同じことがいえます。
なにが違うかといいますと、
ペリドットウェーブは、
「移動平均からの乖離率(マイナス20%)」という視点で、
買われ過ぎ、売られ過ぎを判定しようというものです。
テクニカル分析のなかで、
「エンベロープ」という指標があるのですが、
ペリドットウェーブは、そのなかのひとつです。
エンベロープのイメージを理解していただくため、
まずは、下記のチャートを御覧ください。