FT(フィナンシャル・タイムズ)の2022年大予測
いつものように NIKKEI NEWS プラス9を見ていたら、
「FT 2022年大予測」の特集があった。
ロシアはウクライナに侵攻しない。
中国も台湾に侵攻しない。
ふーん、平和でいいじゃないか。
そう願いたいねぇ・・
ん?
最後にしれっと「S&P500 10%以上下落」とあった。
そんな重要な予測を、何故一番最後に持ってくる?
S&P500【SPX】10%以上下落とは、どのくらいのインパクトがあるのか?
S&P500指数【SPX】直近一年のチャート(Investing.comより引用)
チャートで確認してみよう。
今から仮に「10%下落」したとする。
計算すると、約 4,200 まで下落することになる。
昨年2021年6月まで逆戻りだ。
ざっと半年、時間が戻ることになる。
ロングを仕込む好機到来だ。
私はポジティブに受け止めようと思っている。
10%程度の下落なら、暴落でもなんでもない。
よくあることだ。
ただ、FTは、「10%の下落」とは言っていない。
「10%以上の下落」と言っている。
「10%以上」といっても、
それが「20%」なのか、「30%」なのか、
はてさて「50%」以上の暴落なのか、
どれも予測が当たったことになるわけだが、
FTさん、「10%以上下落」って表現、それってずるくない?
程度如何で全然インパクトが変わってくるよね。