テスタさんも「あぅ」って言うんだね・・
あのテスタさんでさえ「あぅ」と言う。
「含み益1億円がぶっとんだ」のだから、
失ったものの大きさに「あぅ」と言いたくなるだろう。
テスタさんはかつて重要なことを語っていた。
「所詮、投資を続けている以上は、今の資産も幻みたいなもの」
つまり、含み益が含み益であるうちは、幻なのだ。
長期投資も、終盤で暴落したら幻に終わる・・
老後の資金づくりの一環として、
毎月こつこつ積立投資している人も多い。
だが、終盤で暴落を迎えたらどうするのか?
この問いに、明確な解答を出せる人は少ない。
これまで積み立てた時間と資金が、すべて水泡に帰すのだ。
つまり、長期に渡って積立投資に抱いていた期待が、
最後の最後で幻に終わる。
それは「あぅ」では済まされない問題だ。
残された人生で、挽回できる時間は限られているからだ。
テスタさんは、こまめに利確と損切を実行している
「本日確定はー967万」
テスタさんをテスタさんたらしめているのは、
このように、こまめな利確と損切をしっかり実行していること。
こういう意識で投資できている米国株投資家は存外少数派だと感じる。
なぜなら、これまでは「バイアンドホールド」で正解だったから。
「バイアンドホールド」がこの先も正解であり続けるだろうか?
「これまでそうだったからこれからも正解だ」というのは、
いささか楽観的に過ぎる。
含み益が幻に終わるリスクを軽視しているからだ。
つまるところ、途中「山あり谷あり」を繰り返しながらも、
こまめに利確と損切を実行することにより、
毎年少しずつ実現益を積み重ねていく。
これができる人が最強ではないだろうか。
私は、テスタさんの足元にも及ばないが、
テスタさんの投資に対する態度を見習っていきたいと思う。
人のやり方をまねるのではない。
心構えを見習うのだ。