レバレッジETFは「逓減」との戦いである
クリスマスショックで【SPXL】は 6.6% 逓減した
クリスマスショックを取り上げたいと思います。
ちなみに、年が明けた2019年1月3日にも株価急落しておりますが、
そちらはアップルショックと呼ばれます。
クリスマスショックと呼ぶべきか、アップルショックと呼ぶべきか?
調査対象期間の定義は、
「S&P500指数【SPX】最高値更新から大底を経て再度更新するまで」
としています。
よって、
大底を記録したほうのクリスマスショックという名称で調査を進めます。
①S&P500指数【SPX】大底直前の最高値更新日:2018年9月20日
②S&P500指数【SPX】大底記録日:2018年12月24日
③S&P500指数【SPX】再度の最高値更新日:2019年4月23日
では、レバレッジETF【SPXL】のほうはどうだったか?
比較のためにグラフに示してみました。
クリスマスショックにおける【SPXL】の逓減率は、6.6%と判明しました。
では、前回紹介したコロナショックと比較してみたいと思います。
2022年12月15日投稿記事【逓減分析シリーズ】コロナショックで【SPXL】は 27.9% 逓減した
クリスマスショックの逓減率「6.6%」は、とても軽微な印象を受けます。
この違いはどこから来るのでしょうか?
さらに調査を進めていきたいと考えています。
レバレッジETFの運用は、
「逓減」との戦いと言っても過言ではありません。
過去にさかのぼり、逓減の実態を調べています。