今回のパウエルショックでレバレッジETF【TECL】は 36.7% 逓減した
36.7%と判明しました。
これに対し、
S&P500【SPX】を元指数とするレバレッジETF【SPXL】の逓減率は、
26.9%でした。
ここで気付いたことが2点あります。
①「元指数の立ち直りの早さ」では、
【SPX】よりも【XLK】のほうが早かった。
(=最高値更新の期間が短かった)
②しかし、「レバレッジETFの逓減リスク」という意味では、
【SPXL】よりも【TECL】のほうがリスクが大きかった。
(=逓減が大きい分、挽回に余計な負担がかかる)
●【SPXL】の逓減分析の詳細は、下記の記事をご参照ください。
2024年1月21日投稿記事 【S&P500最高値更新】今回のパウエルショックでレバレッジETF【SPXL】は 26.9% 逓減した
【TECL】のほうがより精緻なタイミングの目利きが必要
【TECL】のほうが、
【SPXL】よりもより精緻なタイミングの目利きが求められるということ。
(=底値を狙って買うことができれば、大きなリターンが期待できるが、
そうでなければ逓減で余計な負担に苦しめられる)
今回の記事は以上となります。お読みいただきありがとうございました。
この記事は番外編となります。
レバレッジETF【TECL】について取り上げたいと思います。
パウエルショックにおいて、
【TECL】のパフォーマンスはどうだったのでしょうか?
元指数(=原指標)であるテクノロジー・セレクト・セクター指数【XLK】と比較してみました。