近江妙蓮（おうみみょうれん）
【近江妙蓮公園パンフレット（表）】
【近江妙蓮公園パンフレット（裏）】
【近江妙蓮】
地元の人々の保存活動に支えられた貴重な蓮の庭園です。
これまでも訪れたことはありましたが、
今回もゆったりと鑑賞することができました。
遅咲きということもあり、まだつぼみが沢山ありました。
8月に入ってからでも充分楽しめそうです。
そもそも近江妙蓮の何が珍しいのかといいますと、
室町時代から皇室や将軍家（足利義満）に献上された奇花、
という歴史があります。
奇花とされるゆえんは、
花びら（花弁）だけで咲いている花ということ。
つまり、おしべとめしべの無い花なのです。
そのため蓮でありながら、蜂巣（花托）が存在しません。
そしてさらに、一つのつぼみから複数の花（花群）が咲きます。
なんとも不思議な蓮ですが、
花粉で命をつなぐことができないため、
蓮根だけが頼りという繊細な蓮でもあります。
明治以降、久しく開花しない時期もありましたが、
大賀蓮で有名な大賀一郎博士の尽力によって、
見事に蘇ったというエピソードも残っています。
【夏の青空と近江妙蓮】
【花弁の造形美が近江妙蓮の魅力】
近江富士として知られる三上山（みかみやま）のふもとのカフェに立ち寄り、
昼食をとりました。
ここもお気に入りのカフェのひとつです。
BAKE & BEANS Café（ベイク＆ビーンズ カフェ）
【BAKE & BEANS Café】
店主の伊藤彩子さんがこれまた素敵な方なんですよ。
接客良し、メニューのセンス良し。
久しぶりに訪れましたが、
これまでひとりですべてされていたのを、
店員さんひとり付けるようになりましたね。
お店が繁盛している証です。
隣接する御上（みかみ）神社とも親しく、
神社の屋外休憩所でカフェのメニューを注文することもできます。
さすがに外は猛暑なので店内にしましたが・・
【グラノーラスムージー「マンゴーバナナ」（左下）とグリーンスムージー（右上）】
【季節の野菜ピザ】
【ナッツとはちみつのピザ】
ここのピザは、生地がスーパークリスピーということで、
サクサクいけます。
それにしても、メニューの種類が増えていて嬉しくなりました。
なんと、かき氷を始めるとは・・
伊藤店主、やり手です。
【グラノーラ専門店のかき氷「紅茶と桃とライチ」】
そこにグラノーラ専門店としての矜持を感じます。
他にも「抹茶といちご」「小豆ときな粉と黒蜜」があり、
どのかき氷も魅力的です。
【近江富士と称される三上山（みかみやま）】
御上神社（みかみじんじゃ）
【御上神社の御由緒】
【御上神社の楼門】
【御上神社の神輿庫】
【神輿の説明】
有難い気持ちになりました。
【御上神社の本殿（左）と拝殿（右）】
現在は拝殿からの参拝のみになっているようです。
正しき道を全うできるよう、
神様の御加護をお祈りしました。
【御上神社の御朱印】
京都も素敵ですが、滋賀も穴場です。
歴史の奥深さと自然の豊かさを実感できる場所です。
ありがとうございました。
美食探訪の報告です。
2023年7月23日（日）滋賀県の守山市と野洲市をドライブしました。
目的は珍しい蓮の鑑賞です。
滋賀県の天然記念物に指定されている、
近江妙蓮（おうみみょうれん）を見に行きました。
当初は宇治平等院の蓮を見に行く予定でしたが、
京都の観光客の混雑を避け、
隣県滋賀の近江妙蓮に行先を変更しました。