【美食探訪】中秋の名月 京都大覚寺 2025年10月

中秋の名月 京都大覚寺


【大覚寺大沢池で中秋の名月を愛でる】

ドルチェ
本日2025年10月6日(月)は中秋の名月でございます。

今宵ご案内いたしますのは、
平安時代の嵯峨天皇が月を愛でたことで知られる大覚寺でございます。

エディ
大覚寺か。3年ぶりだな。

●3年前の様子は下記リンクをご参照ください。

2022年9月30日投稿記事【美食探訪】京の夏の旅【後編】旧嵯峨御所大覚寺大沢池 中秋の名月 観月の夕べ 2022年9月

ローズ
前回は9月だったけれど、今回は10月なのね。
中秋の名月はどうやって決まるのかしら?
ドルチェ
はい、現在の太陽をベースとした暦では、
満月となる日は毎年異なります。

同じ日というわけではございません。

そのため、中秋の名月が9月になることもあれば、
10月になることもあるのでございます。

中秋の名月とは、
月の満ち欠けをベースとした暦(太陰太陽暦、いわゆる旧暦)の
8月15日の夜に見える月を指します。

今年は今の暦で9月22日(新月の日)が旧暦の8月1日にあたります。

旧暦では新月の日をその月のスタートとしてカウントします。
そうなると、今の暦で10月6日が旧暦の8月15日となります。

したがって、
今年は10月6日の夜に見える月が中秋の名月ということになります。

ただし、天文学的な満月は翌日の10月7日です。
一日ずれていますので、完全なまんまるというわけではありません。

このように中秋の名月と満月の日付がずれることは、
しばしば起こる現象でございます。

●詳細は、国立天文台の下記公式サイトをご参照ください。

中秋の名月(2025年10月)国立天文台 公式サイト


【大覚寺「観月の夕べ」限定切絵御朱印】


【大沢池の龍頭舟(りゅうとうせん)】

【龍頭舟・池舞台・観月台】

舟を浮かべて池を回遊する催しは、
唐の国(現在の中国)の洞庭湖などで皇帝たちが架空の動物の首を船首に付け、
水上で異世界を楽しむ、としたものです。

洞庭湖を模した大沢池で嵯峨天皇が本格的に宮庭遊びとして定着させ、
現在でも「華道祭」「観月の夕べ」といった催しの際や、
予約の特別団体参拝(要相談)の皆様に1200年の歴史ある大沢池にて
平安貴族さながらの宴を体験していただけます。

●龍頭舟・池舞台・観月台 大覚寺公式サイトより引用

龍頭舟・池舞台・観月台 大覚寺公式サイト


【中秋の名月と龍頭舟】

ドルチェ
大覚寺の特設カフェで一服いたしましょう。
宝塔前広場の蓮華殿カフェでございます。

蓮華殿カフェの店頭に、見事ないけばなが飾られております。


【嵯峨御流(さがごりゅう)の生け花】

【嵯峨御流青年部SAGASの作品 観月の夕べにて】

10月4日から6日までの観月の夕べの期間、
嵯峨御流青年部SAGASの作品が蓮華殿前に飾られています。

●2025年10月6日(月)いけばな嵯峨御流 公式サイトより引用

2025年10月6日(月)嵯峨御流青年部SAGASの作品 観月の夕べにて いけばな嵯峨御流 公式サイト

ローズ
文化人であった嵯峨天皇はお花を大層好まれ、
日本のいけばな文化の源流となる嵯峨御流が生まれたのよね。

【いけばな嵯峨御流の誕生】

平安の初め、嵯峨天皇が大覚寺の大沢池で、
菊ガ島に咲く可憐な菊を手折り殿上の花瓶に挿されました。

その姿が「天、地、人」三才の美しさを備えていたことに感動され、
「後世花を生くるものは宜しく之を以って範とすべし」とおっしゃいました。

これがいけばな嵯峨御流の始まりであると伝えられています。
嵯峨天皇の自然や草木に対する慈しみの心が、嵯峨御流の礎になっています。

●いけばな嵯峨御流 公式サイトより引用

エディ
いけばなにせよ、観月にせよ、
嵯峨天皇の美意識が今もこうして受け継がれていることにこそ、
世界に誇る文化的な価値があるのだ。

これからも永遠に受け継がれる日本であって欲しい。


【蓮華殿カフェの室内】

【心耳】

〘意味〙声なき声を聴くこと(心の耳)
〘揮毫〙大覚寺門跡 山川龍舟大僧正猊下

●掛け軸の説明より引用


【お抹茶と京都の洋菓子店バイカルの月水鏡(つきすいきょう)】

【月水鏡】

まるい月の形を模した、しっとり上品な味わいの乳菓です。

●京都の老舗洋菓子店バイカル 公式サイトより引用

京都の老舗洋菓子店バイカル 公式サイト

ドルチェ
中秋の名月を満喫しましたので、
お土産を買って帰ることにいたしましょう。

京菓子司 千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)


【宝塔前広場にてお土産を探す】


【お土産は千本玉寿軒の嵯峨野(さがの)に決定】

【嵯峨野】

嵐山からはじまる、嵯峨野の山々を焼菓子に見立てました。
卵黄をたっぷり使った餡入りです。

●京菓子司 千本玉壽軒 公式サイトより引用

京菓子司 千本玉壽軒 公式サイト


【嵯峨野は奇をてらわない昔ながらの和菓子】

ドルチェ
いかがでしたでしょうか。

今回の美食探訪は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。

2 件のコメント

  • こんばんは、ドルチェさん
    いつも仲睦まじくて妬けちゃうわ😘
    掛け軸の書と季節のお花に心を奪われました。

    • ウォッカさん、こんばんは。
      執事ドルチェです。
      妬けちゃいましたか・・
      妬けちゃったついでに、今日の妻との会話でも「来年も大覚寺へ行こう」と言われました。
      妻は自分のデジカメで中秋の名月を超ズームで画面いっぱいに撮ることに専念してて、
      池で流れている音楽(雅楽)をBGMにして動画まで撮っていましたよ。
      妻は大覚寺がお気に入りの場所になったご様子でした。
      私は運転手として、妻を助手席に乗せて夜の嵯峨野を通って家路に帰るわけですが、
      かなり山が迫った場所のため、以前、別のことで嵯峨を訪れた時の話ですが、
      二頭の鹿が前方で道路を横切ったのを見たときは徐行して、安全運転で行きました。
      きっと親鹿だったのでしょう。
      親鹿を追う一頭の子鹿があとから突然、私の車の目の前に現れたときは、さすがに驚きました。
      ブレーキを踏み、あらかじめ徐行していたため接触せずに済みましたが、
      こういうことがあるので京都は意外とワイルドな場所でもあります。
      これからもある意味命がけで京都の食レポ、お届けしてまいります!

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