ファイザー【PFE】vs 武田薬品工業【4502】

日米銘柄対決 ファイザー【PFE】vs 武田薬品工業【4502】


直近5年間の株価推移比較 2025年3月27日(木)終値現在
橙:S&P500【SPX】
青:ファイザー【PFE】
赤:武田薬品工業【4502】

ローズ
日米銘柄対決です。

直近5年間の株価推移で比較すると、
ファイザー【PFE】は 14.62%の株価下落、
武田薬品工業【4502】は 33.35%の株価上昇。

営業キャッシュフローマージン(2024年)で比較すると、
ファイザー【PFE】は 20.03%、
武田薬品工業【4502】は 16.80%。

エディ
世界最大手の製薬会社のひとつ、ファイザーは、
かつて多くの種類のヘルスケア製品および化学医薬品を販売していたが、
現在は処方箋薬とワクチンが売上高の大半を占めている。

海外市場が連結売上高の50%近くを占めており、
特に新興国市場が収益に大きく貢献しているそうだ。


2024年10月29日(火)ワクチンを学ぶ公式チャンネル(ファイザー)
こんな日々が続いてほしいから/喫茶店篇 15秒

ローズ
CMにあるように、ファイザーは、
新型コロナワクチンの普及に大きな影響力を持っている企業ね。
エディ
一方、日本の大手製薬会社、武田薬品工業(通称:タケダ)は、
江戸時代の1781年、大阪で和漢薬の販売を始めたことが起源とされている。

現在、連結売上高のすべてが医療用医薬品で占められており、
特に消化性潰瘍治療薬や制がん剤に強みがある。


2023年7月31日(月)Takeda
距離の壁を越えろ。TVCM 「地域医療」 篇|タケダ

ローズ
タケダと言えば、昔は、
ビタミン剤「アリナミン」や風邪薬「ベンザブロック」のイメージが強かったわね。

でも今それらを作っているのは、
「アリナミン製薬株式会社」という資本関係の無い別会社なのね。

【経緯】
①2017年4月1日、子会社の「武田コンシューマーヘルスケア株式会社」へ移管 
②2021年3月31日、ブラックストーン・グループへ全株式を譲渡、タケダから独立 
③翌4月1日、「アリナミン製薬株式会社」に商号変更

エディ
タケダが一般市販薬を手放した理由は、
経営資源を医療用医薬品や新薬開発に集中させるためだ。

「選択と集中」がうまくいっている例と言えるだろう。

上記のCMでは、
地域医療に貢献するタケダの取り組みが紹介されているが、
その誠実な社風を垣間見て、
まだまだ日本も捨てたもんじゃないな、と勇気づけられる。

2 件のコメント

  • こんにちは、エディ王子。
    ファイザーのCMまでありがとうございます。
    20年以上前に私が十二指腸潰瘍を患った時に処方されたのが武田の薬でした。
    痛みから解放され感謝しかありません。
    健康が一番ですよね☺️

    素敵な週末を🌸

    • ウォッカさん、こんにちは。
      はい、健康第一です。
      そうでしたか。武田の薬で痛みから解放されたことを思えば、
      武田のCMも、より一層感慨深いものがありそうですね。
      ウォッカさんも素敵な週末をお過ごしください。

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