【銘柄格付】 コカ・コーラ【KO】The Coca-Cola Company 2019年9月13日終値

エディ
常にあるべき姿を追求し、変えるべきは変えていく。

そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。

銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!

ドルチェ
今回は、世界最大のノンアルコール飲料メーカー、
コカ・コーラ【KO】を独自基準で銘柄格付します。

【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。

Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】

Ⅱ)財務推移 直近五年

Ⅲ)審査

①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース

→非該当: 加点なし(0点)

②【売上高】
直近五年で一貫して増加

→非該当: 加点なし(0点)

③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加

→非該当: 加点なし(0点)

④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース

→該当: 加点あり(1点)

⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持

→非該当: 加点なし(0点)

エディ
世界的知名度を誇る名門企業。

株主還元に積極的なことから、インカムゲイン投資家にも人気が高い。

確かに、コカ・コーラ【KO】の財務推移を見ると、
「配当総額の増加」と、
上記のグラフには示されていないが「株式数の減少」という形で実証されている。

ただし、私の考えでは、
この銘柄は配当目的で長期投資の対象とするのは不適切である。

なぜなら、増配ポテンシャルが欠如しているからだ。

配当原資とすべきフリーキャッシュフローを超過した配当支払となっており、
実力に見合ったものになっていないのが問題だ。

収益力を高め、フリーキャッシュフローを増加させる経営が必要である。

さらに、株価推移を見ると、S&P500指数に劣後していることに加え、
株価収益率、すなわち「PER」が32.09倍(2019年9月13日終値現在)と
比較的割高であることも、投資を躊躇する理由として挙げられる。

Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。

ローズ
厳正なる審査の結果、コカ・コーラ【KO】の格付は【一つ星】となりました。
ドルチェ
個人の感想です。運用成果を保証するものではありません。

投資決定は自己責任でお願いいたします。

2 件のコメント

  • お初にお目にかかります、エディ王子様。
    グロウリッチHIRO公爵の一番の手下、ねずみ男でございます。
    時に、エディ王子様のブログを拝見していましたら、銀河英雄伝説をお好きなご様子。
    この度、卑しい身分ながら、王子に拝謁賜った次第でございます。
    以後お見知りおきを、王子。
    僭越ながら
    ドルチェ様にブログを楽しみにしているとお伝えくださいませんでしょうか?

    • はじめまして。ねずみ男様。
      ブログ著者のドルチェです。

      ブログをご愛読いただき、ありがとうございます。
      とても嬉しいです。

      エディ王子とローズ妃もお喜びでございます。

      銀英伝、好きですよ。
      当ブログのタイトルからして、知っている人からすれば、すぐ分かりますよね。

      ねずみ男さんが、もしご自身でブログをされているのでしたら、
      当ブログの「自由投資同盟」に追加させていただこうと思いますが、
      いかがでしょうか?

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