【底値迎撃演習】ナスダック100【NDX】クリスマスショック

私たちの課題。
暴落の際「底値でロングエントリー」できるようになること。

そこで、株価指数ナスダック100【NDX】について、
過去の暴落を検証しながら、底値買いの精度を確認していく。

題して「底値迎撃演習」だ。
絶妙なタイミングで底値を迎え撃つ。

今回は、過去の暴落のうち、
クリスマスショックを検証することにしたい。

「底値を探り当てる」という意味において、
クリスマスショックは難易度が高い暴落だった。

以前の記事でも言及したように、「緩慢なる暴落」だったからだ。

私たちのテクニカル指標、ペリドットウェーブとマリアRCIのうち、
あいにくペリドットウェーブは、
このとき底値判定にうまく機能しなかった。

株価下落のペースが緩慢で、
底値判定の基準(MA50-20%)に達しなかったためだ。
エンベロープの弱点を突かれた形だ。

私は、今後、クリスマスショックのような、
難易度の高い暴落が繰り返されるとみている。

そのための準備をしていきたいと考えている。
底値判定の精度を高めていきたい。

よって、厳しい決断となるが、
底値判定に機能しなかったペリドットウェーブは一旦横に置いておき、
マリアRCIだけで底値買いの精度を確認していくことにする。

マリアRCIについては、
その作成工程と使用方法を今月説明したばかりだから、
読者の皆さんの理解も深まったと思う。

簡単におさらいすると、
「マイナス240%以下」になったら「売られ過ぎ」と判断し、
底値買いのタイミングとみなす、という使い方だ。

そこで、これをクリスマスショックにあてはめてみよう。

上記のグラフは、
直近最高値から、底値を経て、次の最高値更新までの推移を示している。

この期間、マリアRCIが、何回「売られ過ぎ」とアラームを発出したか?

答えは2回だ。
緑の丸で囲んだタイミングに相当する。
2回アラームが出た。

1回目で全力買いしていたら、
2回目のアラームが出たとき、余力が残っていなかったことになる。

せっかく本当の底値を探り当てたにも関わらず、
余力の資金がないために、
底値買いのタイミングを逃してしまったことになる。
そんなことは是非とも避けたい。

ここで得られる教訓は、やはり余剰資金を一度に使用しないこと。

果たして何回アラームが発出されるかは、そのときの暴落次第だが、
今回の検証で、最低でも2回分は余剰資金を用意しておくべきとわかった。

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