【戦況報告】2021年6月18日終値

【戦況報告の概要説明】

2021年2月11日、物語の主人公、エディ王子は、
五箇条から成る米国株投資の基本方針「令和式目」を制定した。

一、運用対象: 株価指数CFD ナスダック100【NDX】
二、運用方針: 「できるだけ多く、できるだけ長く」
三、注力事項: 「強制決済の回避」
四、追加投入: 「底値でロングエントリー」
五、信条: 「一途一心」

令和式目の要諦は、株価指数の長期保有である。

従来の戦略は、
戦艦(個別株)による大艦巨砲主義といえるものであった。

だが、時代の変化に柔軟に対応するには、大艦巨砲主義は脆弱。

熟慮の末、薔薇の艦隊の主力艦は、
空母(株価指数)であるべき、との結論に至った。

ナスダック100【NDX】は、
ハイテク上位100銘柄の株価指数である。

今後の成長が期待できるハイテク銘柄を基軸としながら、
常時上位100機の精鋭戦闘機を有する空母、
これを薔薇の艦隊の主力艦とする。

さらに株価指数CFDを活用し、レバレッジをかけることにより、
急速かつ大幅な資産拡大を目指す。

レバレッジの威力で、
宿敵神聖アケルナル帝国(株価指数 S&P 500【SPX】)を圧倒する。

レバレッジをかけたロングポジションを、
この物語では、空母「プリンセス・ローズ」と称する。

令和式目制定の同日、ロングエントリー10枚を敢行した。
空母「プリンセス・ローズ」の誕生である。

以後10年間、ロングポジションを維持する。
幾多の暴落(荒波)に見舞われることになるだろうが、
強制決済を回避しながら、資産形成を図っていく。

週次戦況報告は、長期戦の記録である。

エディ
令和式目の詳細は、下記リンクを御参照ください。

2021年2月11日投稿記事【できるだけ多く、できるだけ長く】令和式目制定 株価指数CFD ナスダック100【NDX】

ドルチェ
戦況報告です。

Ⅰ)薔薇の艦隊 評価益

ドルチェ
薔薇の艦隊の主力艦、空母「プリンセス・ローズ」の評価益です。
プラスなら含み益、マイナスなら含み損を意味します。

Ⅱ)株価指数の推移

ドルチェ
株価指数の推移を示します。

株価指数 ナスダック100【NDX】と、
株価指数 S&P 500【SPX】の比較です。

【直近一年】

青:株価指数 ナスダック100【NDX】 Nasdaq-100 Index(薔薇の艦隊 空母「プリンセス・ローズ」の採用指数)
橙:株価指数 S&P 500【SPX】 S&P 500 Index(宿敵神聖アケルナル帝国の採用指数)

Ⅲ)所感

エディ
天才投資家テスタさん。

「投資を続ける理由は、価値観を証明するため」とおっしゃっていた。

【投資を続ける理由】

勝ち続けることで、
「自分の価値観が正しかったんだ」ということの証明になるから続けていますね。
なので、勝っている間は辞めないと思います。

引退するラインは具体的に「資産が4割減ったら辞める」と決めています。

所詮、投資を続けている以上は今の資産も幻みたいなもの。
〝やめる時まで含み益〟と考えています。

結局やめた時にゼロだったら意味がないので、
投資資金が4割減った時に「潔く引く」というのが今一番大事な仕事だと思っています。

@DIME 2021年3月14日 フツーの人がなぜ「億り人」になれたのか?
40億円稼いだ投資家テスタさんに学ぶシンプルな思考法 より引用

エディ
歴戦の重みを感じさせる言葉だ。

投資を極め、至高の境地に達したテスタさんだが、
投資を始めた頃は、果たしてどんな心境だったのだろう。

私の場合、株価指数ナスダック100【NDX】の長期投資を最適解としている。
ゆえに10年間、ロングポジションを維持しようと決意している。

最適解と信じているから投資を続けるモチベーションとなっている。
それは事実だ。

だからといって、
「自分の価値観を証明したい、という程の確たる自信があるのか?」
と問われれば、
「いやいや、10年後の世界がどうなっているのか予想できないので、
そんな自信はありません」と答えるだろう。

世界は変わる。周囲の状況は刻々と変化するから、
自分の立てたシナリオから乖離したとき、どう対処するのか?

テスタさんのように、「潔く引く」という行動ができるか?

私は、リーマンショック級の暴落再来を想定し、
現有のロングポジションを解消する必要がないように、
できるだけレバレッジを低く抑えるようにしている。

だが、リーマンショック級をはるかに超える大暴落が来た時、
ロスカットレートに到達し、強制決済となる。
強制決済で、否応なくポジション解消となる。

杞憂であればよい。
低レバレッジに徹しているから強制決済のリスクは低い。
だが前代未聞の大暴落に遭遇し、強制決済となる事態となったら、
「想定が甘かった」と、思い知らされることになるだろう。

私は、市場心理を観察するに、
「今後、コロナショック級の暴落は再来するかもしれないが、
リーマンショック級の暴落は再来しない。
なぜなら、待っていれば最高値を更新することを実体験で学習したのだから、
わざわざ不利なタイミングで売却する必要はないのだ。
最高値更新まで待てばよいことを学んだ。
今後は狼狽売りする人も少なくなるだろう。
暴落に備えて余剰資金を待機させている人も多い。
安心して押し目買いに徹すれば良い。」

そういった市場心理から、
今後の相場は、バブルも暴落もない、
レンジ相場に推移する可能性が高いとみている。

ゆえに、ある程度のレバレッジをかけても問題ないと考えている。
その「ある程度」の基準が投資家によって異なるから、
実際の相場がどうなるかわからないのだが・・・

話を元に戻そう。
テスタさんのように資産形成に成功した後なら、選択肢は多い。

投資を続けるのも辞めるのも自由。
資産が4割減ったら潔く引くのも本人の自由であるし、
それでも残った6割の資産で充分に豊かに生きていける。

だが、私のように資産形成をしている最中の投資家にとっては、
潔く引きたくても引けない事情があるのだ。

資産を増やすことが先決だ。
引退を考えている段階ではないのだ。

資産を増やすためには、
レバレッジで強制決済に遭遇するリスクを冒してでも、
覚悟を決めて進んでいく。

私にとって、今はそういう段階だ。
そういう意味もあって、「長期投資は修行の如し」と言っている。

長期投資を途中であきらめ、
旬のテーマ株に乗って、ポートフォリオを都度入れ替えても、
長期的に見たとき、大したリターンは望めない。

高値掴みで損するリスクの方が高いからだ。
私はそのことを恐れる。

そうなったとき、
旬のテーマ株に振り回されたことを、きっと後悔する。
後悔しても時間は戻ってこない。

だから私は、自分を信じて、長期投資の道を進んでいく。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です