Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
特にクレジットカード株の株価下落が顕著です。
直近一ヶ月でみると、S&P500指数が1.20%の微減であったのに対し、
Vは4.74%の下落、MAは6.17%の下落、DFSは4.80%の下落となりました。
株価下落の背景は、主に二つあります。
①2019年9月11日(水)JPモルガン・チェース【JPM】傘下の
決済サービス企業「ウィーペイ」が、即日決済に参入する報道を受けて
②2019年9月末にかけて米国グロース株の利益確定を受けて
今月10月には決算発表を控えているため、
その結果次第で、大きく株価反発する可能性があります。
要注目です。
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
前週に引き続き、ソフトバンクグループ【SBG】の動向に注目していく。
理由は、米国金融機関もSBGの資金調達に関与しているため、
仮に巨額投資が債務不履行となれば、
世界金融危機の発端となる懸念があるためだ。
鍵は、ソフトバンク・ビジョン・ファンド【SVF】の今後の展望にある。
率直にいって、前途は困難の度を増している。
理由は、傘下WeWorkの不祥事発覚で、
SBGの孫正義社長に対する信用が大きく損なわれたためだ。
つまり、WeWorkを見る目がなかったというわけだ。
私の個人的感想だが、
SBGの出資決定が、孫社長の裁量次第というのが致命的な問題だ。
個人商店ではあるまいし、
いったい、SBGの企業統治はどうなっているのか?
そもそも、出資する前に、出資先の査定をきちんと実施することが当然だ。
これを「デューデリ」という。
(正式名称:デューデリジェンス)
(英語名:Due Diligence)
WeWorkの場合、この「デューデリ」が全くできていなかった。
不祥事が発覚した後になって、WeWorkのCEOを辞めさせたのでは、
まったくもって遅すぎる。
SBGの対応は、後手に回り、余りにもお粗末だ。
下記リンクをご参照ください。
BonaFidr 2019年10月4日「SoftBankのビジョンファンド2は閉鎖の可能性が高まってきた」
今後ともよろしくお願いいたします。
オザワークスのはじめての米国株 2019年10月1日「ドルコスト平均法は全然儲からない。そんな時こそ配当金の出番である」
戦況報告は基本週一回を予定しております。