レイセオン【RTN】を独自基準で銘柄格付します。
【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。
Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】
Ⅱ)財務推移 直近五年
Ⅲ)審査
①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース
→該当: 加点あり(1点)
②【売上高】
直近五年で一貫して増加
→該当: 加点あり(1点)
③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース
→該当: 加点あり(1点)
⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持
→非該当: 加点なし(0点)
スカッドミサイルを撃墜した地対空ミサイル「パトリオット」は、
レイセオン【RTN】が開発したミサイルである。
現代の国防戦略を考えるとき、
ミサイル防衛システムは、いまや導入必須。
代表例として挙げられるのが、
ミサイル防衛を任務とする軍艦、
いわゆる「イージス艦」と呼ばれるものだ。
隣国の軍事的脅威に対抗するため、
日本の海上自衛隊にも配備されていることは周知の事実だ。
イージス艦に搭載される高精度レーダーは、
従来、イージス・システムを開発した
ロッキード・マーティン【LMT】のレーダーを使用してきた。
次世代イージス艦からは、
レイセオン【RTN】のレーダーを使用することが決まった。
つまり、レイセオン【RTN】は、ミサイルのみならず、
高精度レーダーも含めた防衛システム全体を、
包括的に提供する一大軍事企業に成長した。
財務推移は、着実な成長を感じさせる。
財務推移のグラフの形は、端正で美しい。
一方、株価推移を見てみると、
2018年10月以降、しばらく低迷していたが、
2019年8月以降、復調の勢いが感じられる。
Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。
投資決定は自己責任でお願いいたします。
そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。
銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!