Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移
① 直近一ヶ月
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
ポイントは三つあります。
①アップル【AAPL】業績予想を下方修正
新型コロナウイルスの感染拡大で、震源地の中国を中心として、
生産と物流が休止に追い込まれるところが増えています。
この影響で、中国市場に大きく依存するアップル【AAPL】は、
2020年2月17日(月)感染拡大の影響が予測不可能だとして、
2020年1月から3月期の業績ガイダンスを引き下げました。
②円安進行
新型コロナウイルスによる肺炎(新型肺炎)の感染者数が
日本でも増加しています。
厚生労働省によると、2月21日(金)12:00現在、
79例の患者(国内事例69例、チャーター便帰国者事例10例)、
14例の無症状病原体保有者(国内事例10例、チャーター便帰国者事例4例)
が確認されています。
横浜港停泊のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」については、
日本国内の発生件数とは別個(その他)の件数として扱われています。
延べ3,063名について、陽性が確認されたのは634名でした。
日本政府の後手の対応に批判が高まり、日本売りの円安が進行しました。
1ドル109円台後半から112円台前半まで円安が進む場面がありました。
③リスクオフへの転換
新型コロナウイルスの感染例が中国以外でも増えており、
経済への影響に対する懸念が強まり、米国市場もリスクオフへ転じました。
ハイテク銘柄全体に株価下落圧力がかかり、
マイクロソフト【MSFT】も大幅下落。
結果、薔薇の艦隊の高値更新がストップしました。
GAFA【GOOGL / AAPL / FB / AMZN】の株価推移です。
① 直近一ヶ月
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
② 直近一年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
③ 直近五年
青:ナスダック100【NDX】 NASDAQ 100 Stock Index
赤:アルファベット【GOOGL】 Alphabet Inc.
緑:アップル【AAPL】 Apple Inc.
黄:フェイスブック【FB】 Facebook Inc.
紫:アマゾン・ドットコム【AMZN】 Amazon.com Inc.
橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)
基本方針をおさらいしよう。
【基本方針】
①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。
②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。
旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)
③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。
主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】
④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。
護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。
⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。
Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額
Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益
プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。
Ⅳ)旗艦 評価益
① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】
② 第一副旗艦: ビザ【V】
③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】
Ⅴ)護衛艦 評価益
護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】
Ⅵ)所感
「空母建造プロジェクト」の進捗報告は、
リーダーのマリア少将、よろしく頼む。
Ⅶ)空母建造プロジェクト
まず、殿下の訓示をおさらいします。
【エディ王子の訓示】
今後、第二のリーマンショックが到来したとき、
株価暴落の「底値」のタイミングを見極め、
その時点で、現物株から株価指数CFD(ナスダック100【NDX】)
に全面的に切り替えたいと思う。これはとても重要な意味を持つ。
薔薇の艦隊の編成が、「戦艦」から「空母」へ変貌することを意味するからだ。「空母」を称する理由は、
買いから参戦するロング、売りから参戦するショート、
強制決済を意識した、ハイリスク・ハイリターンの取引は、
さながら「空中戦」を連想させるからだ。さらに、ナスダック100【NDX】は、
ナスダック上場の精鋭百銘柄で構成されている。
これはすなわち、空母の艦上に搭載された「百機の戦闘機」のようなものだ。第二のリーマンショック到来後、我々は空母による戦いで勝ちに行く。
よって、市況の変化を常時観測する専門部隊の正式名称は、
「空母建造プロジェクトチーム」とする。2020年2月16日(日)投稿記事
【戦況報告】 2020年2月14日終値 より引用
市況の変化を常時観測し、株価暴落の「底値」のタイミングを見極めること。
これが、私たち「空母建造プロジェクトチーム」のミッションです。
ミッションを成功させるポイントは、
底値を見極める「指標」を確立すること。
チームで検討した結果、その指標について、
「乖離率」を適用することにしました。
詳細は、秘書のペリドット少佐から説明します。
「乖離率」とは、簡単にいいますと「買われ過ぎ」「売られ過ぎ」を表す指標です。
乖離率のプラス幅が大きいほど「買われ過ぎ」を意味します。
反対にマイナス幅が大きいほど「売られ過ぎ」を意味します。
そこで、リーマンショックの「売られ過ぎ」がどれほどのものだったのか、
ナスダック100【NDX】について、過去をさかのぼって調べてみました。
グラフにまとめましたのでご覧ください。
2008年に発生しました。
グラフにありますように、
赤色で示した「マイナス150%ライン」を超えるほどの
大きな乖離率となっています。
底値は2008年11月20日の1036.51で、
このときの乖離率はマイナス205%でした。
その後、これほどの大きな乖離率は現在まで発生していません。
せいぜい、黄色で示した「マイナス50%ライン」程度が限度となっています。
2018年12月24日に底値を記録した「クリスマスショック」があります。
底値5899.35、乖離率マイナス53%でした。
なお、乖離率の算出は、日次終値と直近移動平均との比較に基づいています。
底値を見極める精度を高める目的で、
私たちは下記三種の移動平均を使用しています。
① MA100
② MA200
③ MA400
MAとはテクニカル指標の用語です。
MA100は、直近100営業日(市場で取引できる日)の移動平均を示します。
これら三種の移動平均に対し、日次終値との乖離率を算出し、
三種の乖離率を合算したものをグラフに示しています。
この指標によりますと、
2020年2月21日(金)終値現在、直近乖離率はプラス43%となっており、
全面的に株価指数CFDに切り替えるには時期尚早です。
殿下、今後、この指標に基づいて
市況の変化を観測していこうと考えております。
ペリドット少佐もご苦労であった。
この指標で進めよう。
マリア少将、今後、この指標に基づいて運用する際、
注意すべきポイントはあるかな?
「マイナス50%ライン」到達時の判断の難しさです。
殿下の訓示によりますと、
現物株から株価指数CFD(ナスダック100【NDX】)に
全面的に切り替えると仰せですが、
リーマンショックの際は、いわゆる「二番底」で底値を付けたことから、
「マイナス50%ライン」到達時、全面的に切り替えるのは危険を伴います。
うまくいけばいいのですが、もしこれが「一番底」だった場合、
次の「二番底」まで達する間に、「強制決済」のリスクがあるからです。
したがいまして、「マイナス50%ライン」到達時、
控えめに「一番底」だと想定し、
次に起こるかもしれない「二番底」に備えておくのが賢明かと存じます。
では、二番底にどう備えるか。
これが次なる課題だな。
「歴史は繰り返す」ともいう。
リーマンショックの「一番底」と「二番底」について、
さらに詳しく調べてみて欲しい。
(次週に続く)
今後ともよろしくお願いいたします。
和製バフェットのシークレットポートフォリオZ 2020年2月18日 【MSFT】自分がマイクロソフト1本で投資をするなら
戦況報告は基本週一回を予定しております。