Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ
Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率
Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図
Ⅳ)所感
相場の変動をとらえ、増幅した値を返す働きがある。
だけどそれは諸刃の剣よね。
使い方を誤れば、「こんなはずでは・・」となってしまうわ。
レバレッジによる損失を抑制し、利益を増大させる。
だが、このやり方で満足しているわけではない。
基本的に買いポジションの保有割合を調整することによって、
長期的な利益を最大化させるやり方だ。
これを成功させるには、
長期的な右肩上がりを信じ続け、
それが実際に実現することで成立する。
振り返ればこの約2年間、
そのほとんどは含み損の期間だった。
ようやく含み損を脱したのはここ最近のことだ。
こんな状態を受け入れることができたのは、
ひとえに、長期的に見れば、S&P500は右肩上がりに上昇する。
これまでの歴史が証明しているし、
これからもそうあり続けるだろうと信じるからだ。
10年運用してそうならなかった場合、
「相場の波に翻弄されただけ」となってしまう。
そのことを恐れているの?
「もっと強くなりたい!」という怒りにも似た想いだ。
無論、最善のものを選んだきた結果として、
今のポートフォリオがある。
最適と思われるレバレッジ運用も確立した。
そのこと自体に後悔は全く無い。
正しい行動をしてきたと自負している。
だが結果が不充分だと言っているのだ。
「相場の波に翻弄されないだけの強さを充分にもっているか?」と問われれば、
まだその段階に至っていないと答えるだろう。
なぜなら、今ようやく含み損を脱して、
振り出しに戻っただけだからだ。
本来なら、
S&P500【SPX】を大きく凌駕するパフォーマンスを叩き出すことが、
薔薇の艦隊のあるべき姿のはずだ。
今現在の結果だけ見れば、
これから「相場の波に翻弄されずに済む」なんて、
のほほんとあぐらをかいていられる状況ではないよな。
米国株の黄金時代の到来を信じるから、
今の買いポジションを保有し続けるモチベーションが生まれるけれど、
これから先も相場の波はあるわけだし、
一直線の右肩上がりなんて有り得ないわけだから、
パフォーマンスを向上させる努力は必須よね。
レバレッジETFには逓減の問題があるわけだからな。
その不利を克服し、その不利を甘受してもなお、
S&P500【SPX】を大きく凌駕するパフォーマンスを示していく。
これが私達薔薇の艦隊の目指していくところだ。
今年一年、
読者の皆様には当ブログを御愛読いただき誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。