
【戦況報告】
2022年4月1日(金)、物語の主人公エディ王子は、
米国株投資の基本方針「令和式目 ver.3.0」を制定した。S&P500ブル3倍ETF【SPXL】の運用について、リバランスを重視する。
これにより、S&P500【SPX】を上回るリターンを目指す。レバレッジ攻防戦の戦況を、週次報告する。

2022年4月1日投稿記事【リバランス重視】米国株投資の基本方針【令和式目 ver.3.0】制定

Ⅰ)薔薇の艦隊 ポートフォリオ


Ⅱ)薔薇の艦隊 資産増加倍率


Ⅲ)百年戦争 レバレッジ攻防戦 勢力変遷図


Ⅳ)底値でリバランス

私たちはポートフォリオのリバランスを重視します。
具体的には、
底値のタイミングを計るテクニカル指標、マリアRCIを活用することにより、
底値でリバランスすることを目指します。
① “When to Rebalance”

マリア少将より報告します。


2022年6月17日(金)終値現在、マリアRCIは「-226%」を示しています。
基準に該当しませんので、アラーム発動なしです。
リバランスのタイミングではありません。

② “How to Rebalance”

リバランスの想定訓練を実施します。
リバランスの詳細は、【SPXL】ドローダウンに応じて決定します。
具体的には、下記の基準に従って、配分比率を調整していきます。


ペリドット少佐より報告します。


●調整前【SPXL】保有比率:76.7%
●調整後【SPXL】保有比率:84.2%
●調整額(正数買付):$5,739.17
●調整株数(正数買付):95株(直近終値ベースで算出)
したがいまして、
リバランスのために【SPXL】を「95株」買付が必要となります。

有事の際、リバランスを粛々と実行できるよう、
想定訓練を毎週実施していきます。
Ⅴ)所感

通常の3倍となる「0.75%」の利上げを決定。
インフレ退治に注力する姿勢を鮮明にした結果、
市場はこれに好感をもって受け止めたものの、
株価上昇は初日だけで終わり、翌日以降、大幅に下落してしまったわね。

リセッション(景気後退)が現実化することに、
市場参加者が深刻な懸念を抱いていることが挙げられる。
株価は未来を先取りするものだから、
リセッションが確認される前に、株価下落が発生する。
インフレを抑制するには政策金利を上げざるを得ない。
このことは株価形成の当事者たる市場参加者も充分理解していて、
政策金利そのものが批判の的になっているわけではない。
市場の注目点は、「インフレがいつになったら収まるのか?」
要するに、今回のインフレは退治するのに厄介というのが基本認識。
インフレ退治には政策金利を上げ続けるより他にないと分かっているが、
長期化すれば実体経済が破綻するのではないか?
これを市場参加者は懸念しているのだ。
そもそも今回のインフレの根源は、原油価格の高騰にある。
要因の一つに、プーチンロシアのウクライナ侵攻があるから、
ロシアの動向によっては、原油価格の高止まりが長期化する危険もある。
つまりコストプッシュインフレの長期化。
原油は多種多様な原材料に使用されているから、
原材料価格の高騰で企業の利益も圧迫され、消費者の生活も困窮する。
いつまでも耐えられるものではない。
長期化は経済社会を苦しめる。
そういった、先行きに対する不透明感が、
市場参加者の不安を招き、株価大幅下落をもたらしている。
逆に言えば、懸念が払拭され、
先行きの見通しが明るいものとなれば、株価は反転上昇を始めるだろう。
一年も経てば市場心理も変わる。
これまで株価下落の材料とされていたものが、
織込済となり、いずれ材料視されなくなる日が来る。
反転上昇に向けて、次なる新しい材料が話題となっているはずだ。
私は明るい未来を信じている。
だから私は、これまで通り米国株投資を続けていく。
