天の至宝展 2026年3月撮影


今回の天の至宝展は、
3月3日のひなまつりの夜に観測された皆既月食を展示いたします。
ひなまつりの皆既月食

皆既月食を撮影するため、九州へ遠征してまいりました。
備忘録として、撮影データを掲載します。
【撮影対象】皆既月食
【撮影日時】2026年3月3日(火)
星景:20:53
拡大:21:16
【撮影地】宮崎県えびの高原
【カメラ】星景:OM SYSTEM OM-3 ノーマル
拡大:OM SYSTEM OM-3 アストロ
【レンズ】星景:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO II
拡大:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
(1.4x Teleconverter MC-14)
【赤道儀】星景:Vixen ポラリエU
拡大:手持ち撮影
【気温】7℃

【撮影時の星空 星空ソフト「SUPER STAR Ⅳ」より】
今回の九州遠征の振り返り

天文現象としての皆既月食そのものは、
日本全国で観測できるものでしたが、
問題は天気でした。
あいにく低気圧が通過するタイミングだったのです。
事前にウェザーニュースの天気予報を確認したところ、
もっとも条件が良さそうなのは、
低気圧が抜けた九州南部になりそうだと判明しました。
2026年3月1日(日)ウェザーニュース
【3月3日 皆既月食】当日夜の天気分布 九州・四国にチャンスありか

九州の霧島連山にある「えびの高原」へ遠征することを決断しました。

執事ドルチェにえびの高原ホテルの手配と、
切符の購入、レンタカーの予約を指示しました。

えびの高原ホテル、希望の部屋(洋間付きの和室)を予約できて良かったです。
一泊二食付き「ノカイドウプラン」をお願いしました。
源泉掛け流しの温泉で家族風呂も楽しめるとのことで、
万一天気に恵まれなかったとしても、
食事と温泉があるだけありがたいと思いました。
電話口から接客も親切で好印象でした。

3月3日(火)皆既月食当日、
雨の京都から新幹線で九州へと向かいました。
途中博多で乗り継ぎ、九州を南下しました。

演歌の女王、八代亜紀の故郷で、
新八代駅の改札を出たところにパネルが飾られていました。
2024年1月12日(金)TEICHIKU RECORDS
八代亜紀『雨の慕情』

駅舎を出るとのどかな景色が広がっていました。
あらかじめ予約していた駅前のレンタカーを借りて、
高速道路(九州自動車道)で宮崎県えびの市のえびの高原へと急ぎました。

【ホテルにチェックインするも、えびの高原に雲が垂れ込めるあいにくの天気】

ホテルの外の撮影場所を明るいうちに確認し、
ホテルに戻って18時から夕食を楽しみました。

素晴らしい。

高原の麓にある宮崎県小林市のことです。
えびの高原のある霧島連山は宮崎県と鹿児島県の県境に位置しており、
南西側の鹿児島県霧島市の黒豚が全国的に有名ですが、
北東側の宮崎県小林市の黒豚もまた美味しくいただきました。

レストランの外でつがいでご挨拶に来てくれた!
サプライズに宿泊客の皆も大喜びね。

高原を覆っていた雲が風に流れて消えていき、
地球の影で欠けた月がレストランの窓から見えました。
食事を終えて、撮影の支度を整え、外に出ると雲一つ無い晴天。
澄み渡った空に満天の星が輝き、
皆既中の赤銅色の月が浮かんでいました。
その様子を撮影したのが、冒頭の写真です。



お二人の邪魔をしてはいけませんので、
先に静かにホテルに戻り、妻と一緒に家族風呂を楽しみました)
霧島観光 天孫降臨の神話を訪ねて

ゆうべの温泉があまりにも素晴らしかったので、
夜明け前、早く起きて5時の朝風呂にも入りました。
露天風呂から夏の星座のさそり座、夏の天の川を見ることができ、
最高のひとときを過ごしました。

霧島連山の最高峰、韓国岳(からくにだけ)です。
標高は1700mです。
えびの高原の標高が1200mでしたので、標高差はちょうど500m。
えびの高原から韓国岳まで、
初夏のミヤマキリシマの咲く頃は、
大勢の登山客でにぎわうとのことです。


機材一式、荷物も車に積みました。

ドルチェ、はるばる九州まで来たのだ。
ぐるっと霧島観光をして帰ることにしよう。
ここは日本神話の聖地だからな。

霧島は天孫降臨の神話の舞台でございます。
聖地巡礼にご案内いたします。

鳥居の向こうにそびえる山は、
霧島連山の霊峰、高千穂峰(たかちほのみね)でございます。

この場所にいることが畏れ多いことだ。
なにか気高く尊いものに手を合わせたい気持ちになる。


【高千穂河原ビジターセンターの神話の説明(撮影の許可はいただいております)】

今回の記事はここまでとなります。
ご覧いただきありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。





























いつも御愛読ありがとうございます。
今回の記事は、
我が王立美術館の展覧会、天の至宝展です。