早速現地調査に向かいます。
西教寺(さいきょうじ)
比叡山のふもと、坂本の西教寺を訪れました。
西教寺は明智光秀の菩提寺でもあります。
【明智光秀 2020年NHK大河ドラマ「麒麟がくる」公式サイトより引用】
西教寺によると下記の説明がありました。
【坂本菊について】
坂本菊は、比叡山の開祖最澄が唐から薬用として持ち帰ったと伝えられています。
花びらが筒状になっている大変珍しい食用菊です。
坂本菊は栽培に大変な労力が必要で、
また栽培した農地は約5年もの間は栽培することができない
という大変貴重な幻の食用菊といわれています。●西教寺パンフレットより引用
その名も「菊御膳」。
紅葉の季節、期間限定の精進料理です。
菊御膳を味わうひとときは、これぞ「真の贅沢」といえるものでした。
わざわざ案内してくださった料理長と調理配膳の皆さん、
素敵な時間をありがとうございました。
では、菊御膳を王室指定の特別料理に採用しよう。
ドルチェ、錦秋の西教寺をゆっくり散策するがよい。
小堀遠州(こぼりえんしゅう)は、作庭の名人でもありました。
京都や滋賀を中心に、
各地の寺院に小堀遠州が手掛けた庭園が残されています。
投資の心構えもこうありたいものですね。
境内にある明智光秀の墓前に手を合わせました。
西教寺の寺領は広大で、
琵琶湖を一望できる山麓に数多くの伽藍があります。
本堂の御本尊、阿弥陀如来像は、荘厳な雰囲気を漂わせていました。
心穏やかな毎日が続くよう、仏様にお祈りしました。
外国人観光客が少ない今のうちに、
紅葉狩りを兼ねて美食探訪を満喫できて良かったと思います。
伝教大師最澄が唐から持ち帰った幻の菊が、
精進料理で味わえるという。
執事ドルチェ、調べてまいれ。