毎月実施される価格調整
GMOクリック証券で、恐怖指数【VIX】投資が可能である。
金融商品の名称は【米国VI】というCFD取引である。
買いで入る場合、保有枚数に応じて毎月課金される。
これを「価格調整額」という。
そして今朝、今月分の価格調整が実施された。
価格調整の履歴
価格調整額について、
保有枚数一枚当たり、いくら課金されるのか、
その履歴を示したのが下記の表である。
CFD取引は投機的要素が強い
現状、売りから入ることができない。
これを「新規売規制」という。
株価暴落時に売りから入るのが無敵の必勝法であったが、
今はこの必勝法が封じられてしまった。
エントリーは買いのみである。
平時に安く買い、有事に高く売る。
ここで問題になるのは価格調整額の存在である。
買いの場合の価格調整額は、マイナスとなっている。
(例外は、2020年3月-5月のような暴落時)
保有期間中、決済されるまで、
マイナスが毎月累積されていく。
つまり、毎月含み損として積み重なっていく。
だからほったらかしにしておくことはできない。
保有資産が目減りしていくわけだから、
どこかのタイミングで決済しないと、
資金不足に陥って、いずれ強制的に退場させられる。
事程左様に、現物株とは全く種類の異なる取引である。
限られた時間のなかで、
相場が想定通りに動けば、短期決戦で利益を上げられる。
想定通りに動かなければ損失を被る。
じっくり保有する猶予を与えられていないという意味において、
CFD取引は投機的な要素が強いと言える。
短周期なら勝機はある
平時に安く買い、有事に高く売る。
この周期が短いほど有利である。
価格調整額の影響を受けにくくなるからだ。
天秤にかけて、勝機があると判断すれば、
私は恐怖指数【VIX】投資に乗り出す予定だ。