【底値考察】
昨夜発表された1月の消費者物価指数(CPI)が、
40年ぶり最大の伸びを記録した。セントルイス連銀のブラード総裁が、
3月の連邦公開市場委員会(FOMC)での大幅な利上げ支持を表明、
金利高を嫌った売りが加速した。S&P500指数レバレッジ3倍ETF【SPXL】の底値を考察する。
Ⅰ)底値迎撃のタイミング テクニカル指標「マリアRCI」
今後「-240%」を下回ることになれば、
「売られ過ぎ」のアラームを発動し、底値買いの好機とみなします。
Ⅱ)底値迎撃の投入金額 ドローダウンの規模
ペリドット少佐より報告します。
マリアRCIのアラーム発動時点のドローダウンの規模で決めます。
まだアラーム発動されていませんので、今は静観です。
Ⅲ)所感
2月10日(木)終値現在、「23.91」となった。
前日比19.79%の上昇だ。
市場は金融引き締めを嫌がっているが、
かといって、インフレ加速を放置するわけにもいかない。
節度ある物価の安定化が必要だ。
今は、金利上昇に対する免疫をつける重要な時期だ。
例えるなら、ワクチン接種で副反応が起きているようなものだ。
だが、恐慌が起きることはないとみる。
副反応はあくまでも副反応。
望んで恐慌を起こそうとしているわけではない。
市場との対話は今後も続いていく。
そのなかで、ほどよい「落としどころ」が見い出される。
マリア少将より報告します。