ゼネラル・ダイナミクス【GD】を独自基準で銘柄格付します。
【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。
Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】
Ⅱ)財務推移 直近五年
Ⅲ)審査
①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース
→非該当: 加点なし(0点)
②【売上高】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加
→非該当: 加点なし(0点)
④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース
→該当: 加点あり(1点)
⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持
→非該当: 加点なし(0点)
中国の軍事的脅威に対抗するため、
台湾に戦車とミサイルを売却することを承認した。
売却されるのは、
軍事企業ゼネラル・ダイナミクス【GD】の「M1A2エイブラムス戦車」108両、
携行式地対空ミサイル「スティンガー」250発など、
総額22億ドル(約2,400億円)相当の売却となる見通しだ。
無償支援ではなく、売却というあたりが、トランプ大統領らしいビジネス感覚だ。
ゼネラル・ダイナミクス【GD】の財務推移を見ると、
配当支払の増加から、株主還元を重視していることがわかる。
懸念事項は、フリーキャッシュフローが若干不安定だ。
残念なことに「M1A2エイブラムス戦車」の主砲には、
「劣化ウラン弾」が装填されている。
以前、戦場カメラマン、渡部陽一氏の講演を聴く機会があった。
市街戦での劣化ウラン弾使用は悲惨な結果を招く。
放射能汚染によって、がんや白血病の増加、奇形児の誕生等、
罪なき市民の幸せを、無残にも破壊する。
戦をする以上は勝たねばならない。
しかし、このような戦い方は、人道にもとる行為である。
悲劇によってもたらされる配当を、素直に喜べるだろうか。
Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。
投資決定は自己責任でお願いいたします。
そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。
銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!