【銘柄格付】 ベクター・グループ【VGR】Vector Group Ltd. 2019年11月22日終値

エディ
常にあるべき姿を追求し、変えるべきは変えていく。

そして、薔薇の艦隊は、必ず百年戦争(人生百年時代)に勝利する。

銘柄格付を通して、前途有望な米国株銘柄を探求しよう!

ドルチェ
今回は、たばこ事業と不動産事業を手掛ける持株会社、
ベクター・グループ【VGR】を独自基準で銘柄格付します。

【データソース】株価推移は Bloomberg、財務推移は Morningstar です。

Ⅰ)株価推移 直近五年 ※橙はS&P500指数ETF【IVV】

Ⅱ)財務推移 直近五年

Ⅲ)審査

①【株価推移】
直近五年でS&P500指数をアウトパフォーム
※最新終値ベース

→非該当: 加点なし(0点)

②【売上高】
直近五年で一貫して増加

→該当: 加点あり(1点)

③【フリーキャッシュフロー】
直近五年で一貫して増加

→非該当: 加点なし(0点)

④【配当総額】
直近五年で一貫して有配かつ増配
※増配は一株ベースではなく総額ベース

→該当: 加点あり(1点)

⑤【フリーキャッシュフロー / 売上高】
直近五年で一貫して20%以上を維持

→非該当: 加点なし(0点)

エディ
私はこの企業に期待している。

たばこ事業と不動産事業を掛け持ちすることで、
事業継続のリスクヘッジを図っている。

そのバランス感覚に優れた経営姿勢を高く評価する。

たばこ事業は斜陽産業だが、不動産事業は手堅い。
今後の米国のインフレと親和性が高く、
不動産評価額の上昇に伴って、収益向上が期待される。

たばこ事業から撤退する場合でも、不動産専業へ事業転換すればよいわけだ。

また、たばこ事業のニッチな立ち位置を今後も堅持するならば、
それはそれで、高配当を享受し続けることが期待できる。

懸念事項は、フリーキャッシュフローに見合った配当総額になっていないこと。

「身の丈に合った株主還元」という意味では、
減配の可能性も考慮に入れておく必要があるだろう。

不動産専業への事業転換に賭けて、
たばこ事業の逆風下で下がりきった株価を、
エントリーの絶好の好機ととらえることもできる。

今後の展開が面白くなりそうだ。
期待している。

Ⅳ)格付 ※最高評価は五つ星。最低評価は星なし。

ローズ
厳正なる審査の結果、
ベクター・グループ【VGR】の格付は【二つ星】となりました。
ドルチェ
個人の感想です。運用成果を保証するものではありません。

投資決定は自己責任でお願いいたします。

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