個別株よりインデックス(時価総額加重平均型株価指数)の方が安心感がある。
個別株で優勝劣敗のたびに入れ替え目的で売買すると、
そのたびに税金や手数料が発生し、
パフォーマンスの低下につながるからだ。
ならば、初めからインデックスの方が有利だ。
時価総額の大きい順に、自動的に銘柄を入れ替えるのが、
インデックスの優れた点だ。
手間いらずというのは時間的にもコスト的にも大きな意味がある。
また、現物取引であれば、
インデックスは永久保有だけで問題ないと考えるが、
そうではなくて、レバレッジをかけて最速で利益を最大化しようと思えば、
このグラフのように、二種類の組み合わせが有効と考える。
その理由をこれから説明しよう。
永久保有だけでは暴落遭遇が恐ろしい。
レバレッジの減価の影響で、
パフォーマンスが悪いまま人生が終わってしまう可能性があるからだ。
レバレッジ運用の要諦は、減価を避け、増価の威力を活かすこと。
ゆえに、暴落時の底値買いに注力する。
そして、そこから、戦力を二手に分ける。
すなわち、永久保有組と、最高値更新で利確組、
この二つに分けて管理する。
天井で売ることができれば理想的だが、なかなかそれは困難だから、
その役割は永久保有組(人生の最終段階で売る)に任せることにする。
ここは手堅く、底値で買って、最高値を更新したら利確する。
これを繰り返すことで、レバレッジの増価の威力を味方にすることができる。
こうすることで、手持ち資金を増やすことができ、
次の暴落買いに備えることができると考える。
そこで仮説を立ててみた。
仮説の前提は、インデックス投資だ。
それもレバレッジをかけるタイプのインデックス投資である。
細部にわたって検証が必要だが、
まずは全体像の理解が重要だと思うので、
極力シンプルにまとめてみた。