【戦況報告】 2019年12月6日終値

ドルチェ
薔薇の艦隊の戦況を御報告申し上げます。

戦況報告は基本週一回を予定しております。

Ⅰ)薔薇の艦隊 株価推移

ドルチェ
はじめに、薔薇の艦隊の「株価推移」を御報告申し上げます。

① 直近一ヶ月


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

② 直近一年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

③ 直近五年


青:マイクロソフト【MSFT】 MICROSOFT CORP(主旗艦)
赤:ビザ【V】 VISA INC CLASS A(第一副旗艦)
緑:マスターカード【MA】 MASTERCARD INC A(第二副旗艦)
黄:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】 DISCOVER FINANCIAL SERVICES(護衛艦)

橙:米国株S&P500指数ETF【IVV】 iシェアーズ S&P500 ETF(神聖アケルナル帝国)

ローズ
この一週間を振り返ると、
米国の株式市場は、利益確定の売りが出ました。

12月3日(火)にボトムをつけ、その後、反転上昇しました。

12月6日(金)、米国雇用統計の発表があり、市場予想を上回りました。
具体的には、非農業部門の雇用者数が、
前月から26万6千人増と予想の18万人を超えて増加し、
伸びは10ヶ月ぶりの大きさになりました。

堅調だった雇用統計の結果を受け、株価上昇の勢いが加速しました。
あいにく、最高値更新には至りませんでしたが、
この一週間で、ほぼ前週終値と同水準まで回復しました。

結果、薔薇の艦隊は前週比微減で済みました。
個別にみると、
主旗艦マイクロソフト【MSFT】と
第二副旗艦マスターカード【MA】の復調が貢献しました。

一方で第一副旗艦のビザ【V】は、足踏みが続いています。
かつて辿ってきた「成長軌道」から外れてきた印象です。
すでに評価額では、
これまでほぼ同水準だったマスターカード【MA】に追い抜かれている状況です。

引き続き動向を注視してまいります。

エディ
あらためて、米国株ポートフォリオ「薔薇の艦隊」の運用について、
基本方針をおさらいしよう。

【基本方針】

①目的
薔薇の艦隊は「インカムゲインの最大化」を目的とする。

②アプローチ
薔薇の艦隊は「旗艦」と「護衛艦」から構成されるものとし、
インカムゲインの最大化を図るため、それぞれに異なるアプローチ機能をもたせる。

旗艦:成長軌道検証銘柄(増配ポテンシャルに着目したアプローチ)
護衛艦:複利効果検証銘柄(配当再投資に着目したアプローチ)

③旗艦
旗艦は下記三銘柄とする。

主旗艦:マイクロソフト【MSFT】
第一副旗艦:ビザ【V】
第二副旗艦:マスターカード【MA】

④護衛艦
護衛艦は下記一銘柄とする。

護衛艦:ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

⑤配当再投資
旗艦と護衛艦から得られる配当金については、
これを全額、護衛艦へ再投資する。

⑥追加投入
毎月一回、追加投資資金を護衛艦の買付に投入する。

Ⅱ)薔薇の艦隊 評価額

ドルチェ
次に、薔薇の艦隊の「評価額」を御報告申し上げます。

Ⅲ)薔薇の艦隊 評価益

ドルチェ
続きまして、薔薇の艦隊の「評価益」を御報告申し上げます。

プラスなら「含み益」、マイナスなら「含み損」となります。

Ⅳ)旗艦 評価益

ドルチェ
さらに、旗艦三銘柄の「評価益」を御報告申し上げます。

① 主旗艦: マイクロソフト【MSFT】

② 第一副旗艦: ビザ【V】

③ 第二副旗艦: マスターカード【MA】

Ⅴ)護衛艦 評価益

ドルチェ
最後に、護衛艦の「評価益」を御報告申し上げます。

護衛艦: ディスカバー・ファイナンシャル・サービシズ【DFS】

Ⅵ)所感

エディ
薔薇の艦隊の編成は「現状維持」とする。

目下の課題「レバレッジ投資導入による米国株投入資金の増額」について。

前週、次のように述べた。

だから我々は、通貨ではなく株式、
それも個別株ではなく、株価指数でレバレッジ投資が有利とみる。

株価指数で注意すべきは、対象を適切に選ぶこと。

少子高齢社会かつデフレ経済の日本は論外だ。
そういう意味では、やはり米国の株価指数は強い。

2019年11月30日(土)投稿記事
【戦況報告】 2019年11月29日終値 より引用

エディ

日本より米国の株価指数が強いことを示したい。

そういう思いから、自由投資同盟のHiroさんにお尋ねしました。

【Hiroさんへの質問】

「米国市場(S&P500)が日本市場(TOPIX)より有利な投資ができる。」
このことを定量的に証明できますか?

Hiroさんは公認会計士の資格をお持ちであり、
いつも真摯に質問に答えてくださる素晴らしい方です。

今回の質問にも下記のように丁寧に答えてくださいました。

(なお、引用許可は既にいただいております。)

米国株が日本株より有利であることを定量的に証明するのは、
ちょっと難しいですね。

将来が分からないから、と言うと元も子もないですが、
投資は不確実な将来に賭けることなのでどうしてもそう言わざるを得ないです。

企業の収益性(営業利益率、ROEなど)という点では
圧倒的に米国企業に分があります。
ここは数字で説明できるところです。

あと、過去の株主リターンも米国の方が高いですね。
特に企業の決算書を見ると、米国株以外の選択肢はなくなります。

私は普段から決算書を見ているので、
余計にそう思ってしまうところがあります。

ただ日本株の将来も結構期待できるのでは、とひそかに思っています。

Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる!
2019年12月3日(火)投稿記事
「S&P500への長期投資で損する可能性はゼロだ!~株式利益の本質を見よう~」
Hiroさんの回答より引用

ローズ
Hiroさん、ありがとうございました。

さすが公認会計士だけあって、隙のない的確な回答ですね。

素敵です。

エディ
Hiroさん、ありがとうございました。

私が日本株を敬遠する理由は、
日本の衰退が心配ということもあるが、
加えて、日本株が、海外機関投資家のおもちゃにされていること。

仕手株的な要素が強い。

米国株よりファンダメンタルズが弱く、
ファンダメンタルズよりもテクニカルで激しく動く。

いわば、デイトレーダー向きの株価変動。
腰を据えた長期投資には向いていない。

一方、米国株は、長期投資に向いている。

なぜなら、ファンダメンタルズの裏付けがあるから。
米国企業の収益性の高さは、Hiroさんがご指摘の通りだ。

利益成長に伴い、長期的に安定的な株価成長が実績としてある。
今後も期待できることから、投資家に安心感をもたらしている。

我々がレバレッジ投資を検討するにあたり、
損切をできるだけしないで済む「勝てる戦」を求める我々にとって、
デイトレーダー向きの激しい株価変動は、戦場として不適だ。

損切に合う確率が高いからだ。
そうではなしに「安定的な株価成長」が必須条件だ。

それも倒産リスクのある個別株ではなく、
米国市場全体を示す株価指数なら、勝率がより高くなる。

ローズ
問題は、米国の株価指数の代表格である「S&P500」が、
私たちの宿敵「神聖アケルナル帝国」そのものだということね。

宿敵の軍門に下るわけにはいかないから、
S&P500以外の株価指数を見つける必要があるわ。

(次週に続く)

ドルチェ
あらためまして、執事ドルチェからも御礼申し上げます。

Hiroさん、コメントに御返答いただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

Grow Rich Slowly シーゲル流米国株投資で億万長者になる! 2019年12月3日「S&P500への長期投資で損する可能性はゼロだ!~株式利益の本質を見よう~」

ドルチェ
和製バフェットさん、コメントに御返答いただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

和製バフェットのシークレットポートフォリオZ 2019年12月3日「【戦闘力3億の道】2019年11月までの個別株のリターン」

ドルチェ
ぽすとさん、コメントに御返答いただき、誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

爆アド!-投資・糖質制限・セミリタイア- 2019年12月4日「お恥ずかしながらインデックス投資家としては三流です。」

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