【戦況報告】レバレッジ攻防戦　2022年12月30日終値

米国株投資の基本方針「令和式目 ver.3.2」の解説は、下記リンクを御参照ください。

薔薇の艦隊の提督、エディ王子より、戦況報告をさせていただきます。

薔薇の艦隊のポートフォリオを示します。

薔薇の艦隊の資産増加倍率を示します。

勢力の変遷を示します。

さて、今日は大晦日ということで、この一年を振り返りたい。

インフレ退治で株価下落が顕著な年だった。
これに伴い、従来の押し目買いで勝ち続けてきた、
多くの投資家が試練を受けた。
まさに受難の年であった。

今年年初の段階でここまで長期に渡り下落すると予想できた人は少なかろう。
そんななかで、「投資が上手くなりたい」という思いを持った人も多いはずだ。

天才投資家テスタさんは、
「自分本位」ではなく「市場本位」でと言っているけれど、
それって「イナゴ」とは意味が違うと思っているの。

だって「イナゴ」を続けても、自分の成長にはつながらないから。
上手くなるわけじゃないし、真似しているだけだから。

自分が進んでいる方向が、正しいのか正しくないのか、
自分で察知できるかの違いだ。

イナゴはその点、
自分で察知できるスキルを持っていないから、
どうしても判断が遅れてしまう。

周囲の様子をうかがっている間に、
結果として、売買のタイミングを逸してしまうわけだ。

多数派の後追いは、逃げ遅れる原因だからな。

じゃあ、どうしたらいいのかしら？

株価が上がっても下がっても、
確信をもって進んでいける投資手法を、自分で確立することだ。

そのためには、なんとなく上がるだろう、
といった曖昧模糊とした感覚、

自分だけ取り残されたくない、
という余計な感情、

そういったものは一切不要だ。

必要なのは、数字で判断する理性だけだ。

数字で判断する理性・・

例え話をしよう。
投資以外のジャンルにも学びのヒントが隠されている。

例えば自動車。

今年私が最も注目した車は、ホンダの新型シビックタイプR（CIVIC TYPE R）。
おそらくガソリン車で最後になるかも知れない、ホンダ渾身のスポーツカーだ。

面白いことに、この車には、運転が上手くなる機能がついている。
オートスコア（Auto Score）と呼ばれる機能だ。

自分の運転技術がスコアとして表示される便利な機能。
データとして上達度を客観評価できるのが利点だ。

自動車好きのファッションモデル、マギー（Maggy）さんによると、
オートスコア機能があることで、運転上達のために、
自分がやらなければいけないことが明確になるという。

なるほど、こういう機能、投資にもあったらいいのにね。

インデックス投資を続けていれば、一応平均点は取れる。

それに甘んじることなく、
「平均点を超えたい」というところに、
わが薔薇の艦隊の存在意義があるわけだ。

課題は、レバレッジETFの逓減という弱点をどうやって克服するか。

ホンダのオートスコア機能を見習って、
シミュレーション（試乗）を繰り返し、
投資技術の品質向上につなげていきたい。

最後に、読者の皆様、この一年お疲れさまでした。
そしてブログの御愛読ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。