【美食探訪】比叡山延暦寺 2021年11月

エディ
聞くところによると、開運厄除に御利益のあるありがたいスイーツがあるそうな。

執事ドルチェ、調べてまいれ。

ドルチェ
かしこまりました。

早速現地調査に向かいます。

【延暦寺のティラミス「梵字テラミス」 延暦寺公式サイトより引用】

比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)

比叡山延暦寺 公式サイト

ドルチェ
こうして私は、妻を伴い、比叡山延暦寺を訪れました。


【延暦寺の紅葉】


【梵字テラミス「ココア」】


【梵字テラミス「抹茶」】

ドルチェ
梵字テラミスは、今春はじめて登場したスイーツ。

湖の絶景を眺めながら、比叡の霊水で淹れたコーヒーを飲み、
開運厄除のテラミスを味わう。

ありがたい体験でした。

エディ
(天からの指令)

役目大儀であった。

では、テラミスを王室献上菓に認定するとしよう。

ドルチェ、あとはゆっくり散策するがよい。


【延暦寺の精進料理「比叡御膳」】


【延暦寺の紅葉】


【改修中の根本中堂】


【延暦寺の紅葉】


【延暦寺の紅葉】


【国宝殿特別展「戦国と比叡」 延暦寺公式サイトより引用】

ドルチェ
比叡山延暦寺は織田信長の焼き討ちに逢いましたが、
本堂である根本中堂の再建に尽力したのが徳川家康の側近、
天海(てんかい)大僧正です。

上記画像の甲冑は天海大僧正のものとされています。

麒麟の前立と、朱塗りの水牛の角からなる脇立、
背面にある巨大な半月状(三日月状?)の指物が印象的です。

麒麟の前立から連想するように、
天海大僧正は「麒麟がくる」の明智光秀と同一人物説があります。

歴史の浪漫を感じます。


【奥比叡ドライブウェイから望む琵琶湖】

ドルチェ
今年(令和3年・西暦2021年)は比叡山延暦寺にとって記念すべき年です。

「一隅を照らす」の教えで知られる伝教大師最澄が没して1200年の大遠忌です。

近江の湖は海ならず 天台薬師の池ぞかし(梁塵秘抄より)

比叡山の難行「十二年籠山行(ろうざんぎょう)」
これを2001年に達成した宮本祖豊(みやもとそほう)先生の書
「篤敬三宝」が国宝殿に展示されていました。

篤く三宝を敬う。
三宝とは仏法僧のこと。

1200年の時を超え、
比叡山延暦寺を開山した伝教大師最澄の志を受け継ぐ姿に、
深い感慨を覚えました。

2 件のコメント

  • エディ王子様、こんばんは^ ^

    開運スイーツとは初めて聞きました˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥スゴイ
    ティラミスでは無くテラミス(笑)
    なかなか洒落ていますね〜
    ご紹介ありがとうございます♪

    色取り取りの紅葉がとても綺麗です。

    そろそろ冬を迎えますね
    風邪をひかれませんように….

    • mackeyさん、おはようございます。
      そうなんですよ、開運スイーツ、私も初めて聞きました。
      比叡山延暦寺の大遠忌の特集がテレビ番組で紹介されていたのを見て、
      そのときに初めて梵字テラミスの存在を知りました。
      数量限定なので、一日に提供できる数に限りがあるため、
      参拝よりもなによりも、最優先すべきはテラミス。
      売り切れる前に、確実に味わうことが大前提としてあります(笑)
      そういうわけで、物事の順序が煩悩の塊でした。
      ①テラミス
      ②精進料理
      ③参拝
      紅葉の季節ですね。ひとときの秋の宴です。
      赤や黄色の葉が落ちると、もう寒い冬になりますね。
      mackeyさんも健康にお気を付けてお過ごしください。

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