早速現地調査に向かいます。
【延暦寺のティラミス「梵字テラミス」 延暦寺公式サイトより引用】
比叡山延暦寺(ひえいざんえんりゃくじ)
湖の絶景を眺めながら、比叡の霊水で淹れたコーヒーを飲み、
開運厄除のテラミスを味わう。
ありがたい体験でした。
役目大儀であった。
では、テラミスを王室献上菓に認定するとしよう。
ドルチェ、あとはゆっくり散策するがよい。
本堂である根本中堂の再建に尽力したのが徳川家康の側近、
天海(てんかい)大僧正です。
上記画像の甲冑は天海大僧正のものとされています。
麒麟の前立と、朱塗りの水牛の角からなる脇立、
背面にある巨大な半月状(三日月状?)の指物が印象的です。
麒麟の前立から連想するように、
天海大僧正は「麒麟がくる」の明智光秀と同一人物説があります。
歴史の浪漫を感じます。
「一隅を照らす」の教えで知られる伝教大師最澄が没して1200年の大遠忌です。
近江の湖は海ならず 天台薬師の池ぞかし(梁塵秘抄より)
比叡山の難行「十二年籠山行(ろうざんぎょう)」
これを2001年に達成した宮本祖豊(みやもとそほう)先生の書
「篤敬三宝」が国宝殿に展示されていました。
篤く三宝を敬う。
三宝とは仏法僧のこと。
1200年の時を超え、
比叡山延暦寺を開山した伝教大師最澄の志を受け継ぐ姿に、
深い感慨を覚えました。
執事ドルチェ、調べてまいれ。