【米ビザ株が大幅安、アマゾンが英国発行のカード利用停止へ】
「オンライン小売り最大手の米アマゾン・ドット・コムは、
英国で発行されたビザのクレジットカードを来年から利用できなくする方針だ。
手数料の高さが理由だとアマゾンは説明している。
17日の米株式市場でビザの株価は一時5.8%下げた。」2021年11月18日 1:06 JST Bloomberg より引用
今回は、世界首位のクレジットカード決済会社、ビザ【V】の底値を考察する。
Ⅰ)底値迎撃のタイミング テクニカル指標「マリアRCI」
とはいえ、これまで売られ過ぎを示す「-240%」を下回る局面は何度かあった。
底抜けしている状況だ。
大底に達するまでは、一度に全力買いしてはならないという好例といえる。
だからこそ、投入金額はドローダウンの規模に応じて決めるべきだと考える。
Ⅱ)底値迎撃の投入金額 ドローダウンの規模
ペリドット少佐より報告します。
S&P500等の米国株価指数が最高値更新を続けてきたのと対照的だ。
かつて私は個別株としてビザ【V】を保有していた時期があった。
あの頃の勢いのある面影はどこに行ったのか。
Ⅲ)所感
手持ちの現金がなくても簡単に後払いで支払いができるからだ。
そういった顧客の決済利便性を高めることが、
売上を伸ばすことに役立つと考えるのは自然な流れだ。
アマゾンに限らず、クレジットカード決済を導入する加盟店は、
その恩恵にあずかるため、これまで高額な手数料を負担してきた。
業種や規模によっても手数料は異なるが、日本の飲食店の場合、
決済額の約5%を手数料として決済会社に支払うことが多いとされる。
加盟店にとって負担が大きいことは確かだ。
この手数料の高さを理由に、
今回、英国でアマゾンがビザカードの利用停止を決めたことは大きなニュースだ。
こうしてアマゾンが強気に出られるのは、
世界に多くの利用客を有しているからだ。
決済における力関係に変化が生じてきた。
マリア少将より報告します。